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SACDサラウンド・レビュー(496) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Couperin edition Vol. 3.jpg
Couperin edition Vol.3
AE-10124
Bob van Asperen (harpsichord)
録音 2007年4月
Aeolus

クラヴサン組曲集Vol.3
ルイ・クープラン:
・組曲 イ短調
・組曲 ハ長調
・組曲 ニ短調
・組曲 ト長調
・組曲 ハ短調
・組曲 ト短調

ルイ・クープラン(Louis Couperin, 1626年?~1661年8月)は、バロック時代のフランスの作曲家。ショーム・ザン・ブリにて生まれ、パリで没した。彼の父であるシャルル・クープランはベネディクト会サン=ピエール大修道院のオルガニストを務めていた。クープラン一族の中では、甥の「大クープラン」ことフランソワ・クープランに次いで高名な音楽家である。23歳頃までの前半生についてはほとんど分かっていない。1653年4月9日にルイ・クープランはパリのサン=ジェルヴェ教会のオルガニストに就任。以後この地位はクープラン一族によって占められることになる。宮廷楽団でトレブル・ヴィオルの奏者も務めているが、これは彼がシャンボニエールの占めていた宮廷スピネット奏者の地位を提供されたものの、恩師への忠義からそれを辞退したため、代わりに彼のために特別に設えられた地位であると言われている。
Louis Couperin_1.jpg


ボブ・ファン・アスペレン(Bob van Asperen,1947年10月~)は、オランダ、アムステルダム生まれのチェンバロ奏者、オルガン奏者、指揮者。アムステルダム音楽院にてグスタフ・レオンハルトに師事した後、国際的な演奏活動に取り掛かる。オトテール四重奏団やラ・プティット・バンドの一員であるとともに、古楽器オーケストラ「メラント81」(Melante '81)の設立者でもある。1988年にアムステルダム・スウェーリンク音楽院の教授に就任し、門人にピーテル=ヤン・ベルダーらがいる。主要なレパートリーに、ジョン・ブルやヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク、アントニ・ファン・ノールトがあり、録音数も数多い。とりわけバッハのクラヴィーア曲の解釈で名高い。
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エオルス(Aeolus)というレーベルはレコーディング・エンジニアのChristoph Martin Frommenによって設立されたドイツのレーベル。オルガン作品を中心とし、他にバロックの録音をリリースしている。

出力レベルはかなり大きめになっており、普段より-4dBほど下げて聞いた。オンマイクでとらえたアスペレンの奏でるチェンバロの音は生々しく、かつ精細な音までとらえている。
録音場所はローマ、ヴィラ・メディチ

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch


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