SSブログ

SACDサラウンド・レビュー(831) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Brahms The Five Sonatas for Violin & Piano, Vol.1.jpg
Brahms
The Five Sonatas for Violin & Piano Vol.1
BIS 2369
Ulf Wallin(violin)
Roland Pöntinen(piano)
録音 2017年5月
BIS

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1集
・クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120 No.1(ヴァイオリンとピアノ版)
・ヴァイオリン・ソナタ イ短調 「F.A.E.ソナタ」 第3楽章 スケルツォ ハ短調 WoO 2
・ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」
・5つの歌 Op. 72 第3曲 おお涼しい森よ(ヴァイオリンとピアノ編)
・4つのリート Op. 46 第4曲 ナイチンゲールに寄せて(ヴァイオリンとピアノ編)

ウルフ・ヴァリン(Ulf Wallin,1945年~)はスウェーデン出身のヴァイオリニスト。ストックホルムの王立音楽院およびウィーン国立音楽大学で教鞭をうける。ウィーンでは名匠シュナイダーハンに師事。ドイツのデトモルト音楽学校や1996 年以来ベルリンのハンス ・ アイスラー音楽大学でヴァイオリンの教授をしている。
Ulf Wallin_2.jpeg


ローランド・ペンティネン(Roland Peter Pöntinen, 1963年5月~ )は、スウェーデンのピアニスト。父親はレニングラード(現サンクトペテルブルク)近郊イングリアの出身のフィン語話者で、ソ連からの亡命者であった。アドルフ・フレドリク音楽学校に学び、ストックホルム・スウェーデン王立音楽院にてアラン・グンナル・ハルハーゲンに師事。その後インディアナ大学ブルーミントン校に留学し、メナヘム・プレスラーやジェルジー・シェボク、エリザーベト・レオンスカヤに師事する。1981年にストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団と共演してデビューを果たし、その後欧米や韓国、南米、オーストラリアやニュージーランドの主要なオーケストラと共演してきた。レパートリーは幅広く、ソリストとしてショパン、サティ、スクリャービン、ラフマニノフ、シェーンベルク、ベルク、プーランクを、室内楽奏者としてシューマン、ブラームス、グリーグ、ヤナーチェク、シェーンベルク、ヴェーベルン、ヒンデミット、ショスタコーヴィチ、ジョリヴェ、トゥービン、シュニトケの作品を含めており、録音数も非常に多い。
Roland Peter Pöntinen_3.jpg


ヴァイオリン、ピアノともセンターの少し下がった位置に定位している。サラウンドスピーカーからの音は、マイクを遠目にセッティングしてアンビエンスな音を捉えている。録音場所はスウェーデン、ピテオー、スタジオ・アクースティクム

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

nice!(4)  コメント(0) 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。