SSブログ

SACDサラウンド・レビュー(841) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Debussy Nocturnes.jpg
Debussy
Nocturnes
BIS2232
Chamber Choir of Europe
Lan Shui/Singapore Symphony Orchestra
録音  2015年11月(Rapsodie, Nocturnes)
    2017年5月
BIS

ドビュッシー:
・春(H. ビュッセルによる管弦楽編)
・狂詩曲
・民謡の主題によるスコットランド行進曲(管弦楽版)
・英雄の子守歌(管弦楽版)
・2つの舞曲 「神聖な踊りと世俗の踊り」
・夜想曲

ラン・シュイ(Lan Shui,1957年~)は中国、杭州に生まれの指揮者。5歳からヴァイオリンを始め、1985年に北京中央管弦楽団の演奏会でプロの指揮者としてデビューし、その後北京交響楽団の指揮者に選任された。1990年にはロサンゼス・フィルとの共演で指揮者デヴィッド・ジンマンに認められ、ボルチモア交響楽団の副指揮者に就任。ニューヨーク・フィルで巨匠クルト・マズアのアシスタントを務めるなど、その後も研鑚を積み、現在では世界各地のオーケストラにも招かれている。現在シンガポール交響楽団の音楽監督を務めているとともにコペンハーゲン・フィルハモニック(Copenhagen Philharmonic)の首席指揮者、(Denmark's Aalborg Symphony)の首席客演指揮者を兼ねている。
Lan Shui_3.jpg


シンガポール交響楽団(Singapore Symphony Orchestra, 略SSO)は1979年に創設されたシンガポールのオーケストラ。現在の音楽監督はラン・シュイ。楽団員は96名。団員のほとんどがシンガポール出身である。首席客演指揮者はフィンランド出身のオッコ・カム。2002年までヴィクトリア・コンサートホールで定演が行われたが、現在は同年に完成したエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイを本拠地として構えている。これまで、中国、マレーシア、日本、イタリア、スペイン、イギリス、ギリシャ、トルコ、アメリカで海外公演を行った。
Singapore Symphony Orchestra_3.jpg


音響空間は奥行方向に広く、コンサートホールの中ほどで聞く音に近い。スポットマイクはあまり使用していないと思われる。夜想曲には合唱が加わる。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はシンガポール、エスプラネード・コンサートホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

nice!(3)  コメント(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。