SSブログ

SACDサラウンド・レビュー(843) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Mahler  Symphony No.10.jpg
Mahler
Symphony No.10
BIS2376
John Storgårds/Lapland Chamber Orchestra
録音 2017年10月
BIS

マーラー:交響曲第10番(M.カステレッティによる補筆 室内オーケストラ版)


ジョン・ストルゴーズ(John Storgårds,1963年10月~)はフィンランド、ヘルシンキ生まれの指揮者、ヴァイオリニスト。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーにてヴァイオリンをエッサー・ライティオ(Esther Raitio )と、ヨウコ・イグナティウス(Jouko Ignatius)に教えを受ける。その後指揮に興味を持ち1993年~1997年の間、シベリウス・アカデミーにて(Jorma Panula)や( Eri Klas)に指揮法の指導を受ける。2003年からヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(Helsinki Philharmonic Orchestra)の首席客演指揮者に就き、2008年秋のシーズンからは首席指揮者に就任した。又、2006年から2009年までタンペレ・フィルハーモニー管弦楽団(Tampere Philharmonic Orchestra)の首席指揮者を歴任。アヴァンティ室内管弦楽団(Avanti! Chamber Orchestra)の創設メンバーの一人。2012年からBBCフィルハーモニックの首席客演指揮者に就任した。
John Storgårds_2.jpg


ラップランド室内管弦楽団(Lapland Chamber Orchestra)はフィンランド北部の EUでもっとも北にあるプロのオーケストラ。ロバニエミ市(Rovaniemi)を拠点とする地域オーケストラとして、ラップランド地方をはじめ北極圏やフィンランド国内のさまざま地域で演奏活動を行っている。ラップランド室内オーケストラはその演奏法においても、技巧においても、フィンランドでももっとも多能なオーケストラとして、全国のアートシーンをリードしている。芸術監督はジョン・ストルゴーズが務めている。
Lapland Chamber Orchestra_3.jpg


室内オーケストラで聴くマーラーの交響曲は新鮮に感じた。
スポットマイクはあまり使用していないと思われ、コンサートホールの中ほどで聴いているような音響空間の大きな録音。低域弦には厚み、高域弦は伸びが有り、ナチュラルな響きをしている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はフィンランド、ロバニエミ、Korundi House of Culture

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch

nice!(6)  コメント(0) 

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。