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SACDサラウンド・レビュー(848) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Bruckner Symphony No.9.jpg
Bruckner
Symphony No.9
FR-733SACD
Manfred Honeck/Pittsburgh Symphony Orchestra
録音 2018年2月
Reference Records

ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109 (1894年初稿・ノヴァーク版)

マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck,1958年9月~ )は、オーストリアの指揮者。ウィーン音楽院でヴァイオリンを学ぶ。1983年からウィーン国立歌劇場管弦楽団ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者を務める。その後指揮者に転向し、1987年クラウディオ・アバドの元でグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の準指揮者を務める。2007年より2011年までシュトゥットガルト州立歌劇場、2008年から現在までピッツバーグ交響楽団の音楽監督。弟のライナー・ホーネックはウィーン・フィルのコンサートマスターである。
Manfred Honeck_4.jpg


ピッツバーグ交響楽団(Pittsburgh Symphony Orchestra)は、アメリカ合衆国の主要なオーケストラの一つで、ペンシルベニア州ピッツバーグのハインツ・カンパニーによって設立されたハインツ・ホールが本拠地となっている。1895年に設立。主な指揮者はオットー・クレンペラー、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼールなど。アメリカ最古のオーケストラの一つとして知られる。2008年より、マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck)を9代目の音楽監督に迎え、新体制がスタートした。
Pittsburgh Symphony Orchestra_6.jpg


ライヴ録音であるが、ダイナミックレンジの大きな録音で、音響空間は奥方向に広く、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。サラウンドスピーカーからの音には直接音がかなり入っているが、低めに抑えている。聴衆のノイズは消されている。録音場所はピッツバーグ、ハインツ・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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