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SACDサラウンド・レビュー(850) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Handel Concerti grossi Op. 6 _3.jpg
Handel
Concerti grossi Op.6 (7-12)
PTC5186738
Bernhard Forck/Akademie fϋr Alte Musik Berlin
録音 2019年2月
Pentatone

ヘンデル:合奏協奏曲集 Op.6 No.7-12 HWV325-330
・合奏協奏曲第7番 変ロ長調 Op.6-7 HWV325
・合奏協奏曲第8番 ハ短調 Op.6-8 HWV326
・合奏協奏曲第9番 ヘ長調 Op.6-9 HWV327
・合奏協奏曲第10番 ニ短調 Op.6-10 HWV328
・合奏協奏曲第11番 イ長調 Op.6-11 HWV329
・合奏協奏曲第12番 ロ短調 Op.6-12 HWV330

ベルンハルト・フォルク( Bernhard Forck,1963年~)はドイツ生まれの指揮者、ヴァイオリニスト。ベルリン、ハンス・アイスラー音楽大学にてエバーハルト・フェルツに師事。1986年、ベルリン交響楽団に入団。同時期にヒストリカル奏法に興味をもち、ピリオド楽器をザルツブルク・モーツァルテウム大学にて、アーノンクールらに学ぶ。ベルリン古楽アカデミー創立当初からのメンバーで、現在3名いるコンサートマスターのひとり。また、ベルリン・バロック・ゾリステンのメンバーとしても活躍しているほか、ハンス・アイスラー音楽大学で指導している。
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ベルリン古楽アカデミー(Akademie für Alte Musik Berlin)は1982年に旧東ベルリンで設立の世界有数のバロック室内オーケストラ。グラミー賞、グラモフォン賞等を受賞し、アルバムは100万枚を超える売り上げている。室内楽からオーケストラ作品まで年間約100回におよぶコンサートに出演している。1984年のベルリン・コンツェルトハウスの再開以来、独自の連続演奏会を行い話題を集め、1994年以降は、ベルリン国立歌劇場やインスブルック古楽際に定期的に客演している。また、多くの指揮者やソリストと共演してきたが、特にルネ・ヤーコプスとは、25年以上にわたり数多く共演している。最近では3年ぶりに、2019年9月にベルンハルト・フォルクと共に来日し、名古屋、兵庫、東京で公演した。
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12曲からなる合奏協奏曲集作品6の前半に続く後半の6曲。小編成のアンサンブルであるが、左右に広がり感のある音響空間。高域弦は伸びが有り、クリアでナチュラルな響きをしている。まるで目の前で演奏しているように感じる録音になっている。サラウンドスピーカーからの音はマイクを遠目にセッティングしてアンビエンスな音を捉えている。録音場所はベルリン、ニコデマス教会(Nikodemus Kirche)

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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