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SACDサラウンド・レビュー(852) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Brahms The Five Sonatas for Violin & Piano Vol.2.jpg
Brahms
The Five Sonatas for Violin & Piano Vol.2
Ulf Wallin (violin)
Roland Pöntinen (piano)
録音 2017年5月
BIS

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集 2
・クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.120, No.2 (ヴァイオリンとピアノ版)
・ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
・ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108

ウルフ・ヴァリン(Ulf Wallin,1945年~)はスウェーデン出身のヴァイオリニスト。ストックホルムの王立音楽院およびウィーン国立音楽大学で教鞭をうける。ウィーンでは名匠シュナイダーハンに師事。ドイツのデトモルト音楽学校や1996 年以来ベルリンのハンス ・ アイスラー音楽大学でヴァイオリンの教授をしている。
Ulf Wallin_3.jpg


ローランド・ペンティネン(Roland Peter Pöntinen, 1963年5月~ )は、スウェーデンのピアニスト。父親はレニングラード(現サンクトペテルブルク)近郊イングリアの出身のフィン語話者で、ソ連からの亡命者であった。アドルフ・フレドリク音楽学校に学び、ストックホルム・スウェーデン王立音楽院にてアラン・グンナル・ハルハーゲンに師事。その後インディアナ大学ブルーミントン校に留学し、メナヘム・プレスラーやジェルジー・シェボク、エリザーベト・レオンスカヤに師事する。1981年にストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団と共演してデビューを果たし、その後欧米や韓国、南米、オーストラリアやニュージーランドの主要なオーケストラと共演してきた。レパートリーは幅広く、ソリストとしてショパン、サティ、スクリャービン、ラフマニノフ、シェーンベルク、ベルク、プーランクを、室内楽奏者としてシューマン、ブラームス、グリーグ、ヤナーチェク、シェーンベルク、ヴェーベルン、ヒンデミット、ショスタコーヴィチ、ジョリヴェ、トゥービン、シュニトケの作品を含めており、録音数も非常に多い。
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ヴァイオリン・ソナタ第1集に続く第2集。
ソロのヴァイオリンはセンターの少し下がった位置に、ピアノはセンターややや右寄りの下がった位置にそれぞれ定位している。ヴァイオリンはとてもナチュラルでクリアな響きをしており、ピアノとの音のバランスも良い。サラウンドスピーカーからの音はマイクを遠目にセッティングして、アンビエンスな音を捉えている。録音場所はスウェーデン、ピテオー、スタジオ・アクースティクム

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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