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SACDサラウンド・レビュー(853) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Berlioz Grande messe des morts.jpg
Berlioz
Grande messe des morts
CHSA5219
Edward Gardner/Bergen Philharmonic Youth Orchestra & Bergen Philharmonic Orchestra
Bror Magnus Tødenes (tenor)
Choir of Collegiûm Mûsicûm,Bergen Philharmonic Choir,Edvard Grieg Kor
録音 2018年5月
CHANDOS

ベルリオーズ:
・死者のための大ミサ曲(レクイエム) Op.5


ブルール・マグヌス・トーデネス(Bror Magnus Tødenes ,1993年~)ノルウェー中西部のアイクスン生まれのテノール歌手。17歳の時、トロンハイムのノルウェー科学技術大学(NTNU)の音楽学部が主宰する才能発掘プログラム「若い音楽家」に参加、学士課程に学び、2年目を終えた2014年の秋からローマの聖チェチーリア音楽院でイタリア・オペラとベルカント・スタイルの歌唱を学んだ。2015年にレナータテバルディ国際音声コンクールで(Renata Tebaldi International Voice Competition)最優秀賞と聴衆賞の両方を受賞している。
Bror Magnus Tødenes_1.jpg


エドワード・ガードナー(Edward Gardner,1974年11月~)はイギリスの指揮者。幼少のころは、グロスター大聖堂の聖歌隊員であったとともにピアノ、オルガン、クラリネットをも習得。ケンブリッジ大学キングス・カレッジで合唱指揮の学位を取得。2005年にBBC交響楽団とオールドバラ音楽祭で華やかなデビューを飾って以来、オーケストラから継続的に招待をされており、2008年にはBBCプロ ムスでのデビュー及びバービカン・センターにてサーリ・アホの「アドリアーナ・マーテル」の英国初演を行った。2007年以来イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)の音楽監督を務める。
Edward Gardner_3.jpg


ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団(Bergen Philharmonic Orchestra)は、ノルウェーの都市ベルゲンに本拠を置くオーケストラである。1765年に音楽協会「ハーモニエン」(Musikselskabet Harmonien)として設立。1983年に現在名になる。歴代の指揮者として、エドヴァルト・グリーグ、カルステン・アンデルセン、アルド・チェッカート、ドミトリー・キタエンコ、シモーネ・ヤングらが務めた。2003年から現在までアンドルー・リットン(Andrew Litton)が首席指揮者兼芸術顧問を務めている。
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ホールトーンが豊かで、音響空間は左右、奥行方向にも広がっており、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。特に低域弦の厚みのある響きが印象に残った。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音は、ノルウェー、ベルゲン、グリーグ・ホール(Grieghallen)でのライヴ

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch
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