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SACDサラウンド・レビュー(862) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Strauss Rosenkavalier Suite.jpg
Strauss
Rosenkavalier Suite
BIS2342
Lan Shui/Singapore Symphony Orchestra
録音  2018年7月(Macbeth)
    2017年8月( Tod und Verklärung)
    2017年5月(Der Rosenkavalier) 
BIS

リヒャルト・シュトラウス:
・交響詩「マクベス」 Op.23
・歌劇「ばらの騎士」組曲 Op.59,TrV227
・交響詩「死と変容」 Op.24,TrV158


ラン・シュイ(Lan Shui,1957年~)は中国、杭州に生まれの指揮者。5歳からヴァイオリンを始め、1985年に北京中央管弦楽団の演奏会でプロの指揮者としてデビューし、その後北京交響楽団の指揮者に選任された。1990年にはロサンゼス・フィルとの共演で指揮者デヴィッド・ジンマンに認められ、ボルチモア交響楽団の副指揮者に就任。ニューヨーク・フィルで巨匠クルト・マズアのアシスタントを務めるなど、その後も研鑚を積み、現在では世界各地のオーケストラにも招かれている。1997年から2019年までシンガポール交響楽団の音楽監督を務めていたが2020年からは桂冠指揮者になった。又、コペンハーゲン・フィルハモニック(Copenhagen Philharmonic)の首席指揮者、(Denmark's Aalborg Symphony)の首席客演指揮者を兼ねている。
Lan Shui_4.jpg


シンガポール交響楽団(Singapore Symphony Orchestra, 略SSO)は1979年に創設されたシンガポールのオーケストラ。音楽監督はラン・シュイ(Lan Shui)が1997年から2019年まで務めていた。2020年7月から首席指揮者にハンス・グラーフ(Hans Graf)が就任予定。また、首席客演指揮者はアンドルー・リットン(Andrew Litton)。団員のほとんどがシンガポール出身。2002年までヴィクトリア・コンサートホールで定期演奏会が行われたが、現在は同年に完成したエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイを本拠地として構えている。年間約100回のコンサートを開催している。これまで、中国、マレーシア、日本、イタリア、スペイン、イギリス、ギリシャ、トルコ、アメリカで海外公演を行った。
Singapore Symphony Orchestra_4.jpg


スポットマイクは多用していないと思われる録音で、音響空間は左右、奥方向に広がっており、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。低域弦は厚みがあり、広域弦は伸びが有る響きをしている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はシンガポール、エスパラネード・コンサートホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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