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SACDサラウンド・レビュー(867) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Franck Symphony in D minor & Symphonic Variations.jpg
Franck
Symphony in D minor & Symphonic Variations
PTC5186771
Denis Kozhukhin(Piano)
Gustavo Gimeno/Orchestre Philharmonique du Luxembourg
録音  2019年7月(Symphony)
    2019年11月(Symphonic Variations) 
Pentatone

セザール・フランク:
・交響曲 ニ短調
・交響的変奏曲~ピアノとオーケストラのための

デニス・コジュヒン(Denis Kozhukhin,1986年~)はロシアのニージニー・ノヴゴロド生まれのピアニスト。最初は母親からピアノのレッスンを受けた後、バラキレフ音楽学校で学び、14歳でディプロマを取得。23歳の2010年5月、圧倒的な評価を得て、エリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝。これまでにマルタ・アルゲリッチ・プロジェクト、サハロフ音楽祭、パロマ・オシア夏季音楽祭、ルール・クラヴィーア音楽祭、ルーブル美術館オーディトリアム・シリーズ、プレステージ・シリーズ、などに招かれており、特に2003 年のヴェルビエ音楽祭・アカデミーではロイター財団賞を受賞し、翌年の同音楽祭でデビュー・リサイタルを開催した。2011年初来日、最近では2017年9月に来日し、N響第1865回定期公演 Cプログラムにてラフマニノフのピアノ協奏曲第4番を弾いた。
Denis Kozhukhin_4.jpg


グスターボ・ヒメノ(Gustavo Gimeno,1976年 ~ )は、スペインの指揮者、打楽器奏者、室内楽奏者、音楽教師。2001年に、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任した後、さらなる研鑽のためアムステルダム音楽院で指揮を学ぶ。アムステルダム交響楽団コン・ブリオ(Amsterdams Symphonie Orkest Con Brio)の指揮者を経て、2012年より、アムステルダム管弦楽団のアーティスティック・リーダーおよび首席指揮者に就任する。2012年~2013年シーズンと、2013年~2014年シーズンにロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で、マリス・ヤンソンスの副指揮を務める。2013年には、クラウディオ・アバドやベルナルト・ハイティンクの副指揮も務めた。2015年に、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。
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ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団(仏:Orchestre philharmonique du Luxembourg, 独:Philharmonisches Orchester von Luxemburg)は、ルクセンブルク市で設立されたオーケストラである。かつてはルクセンブルク放送管弦楽団(仏:Grand orchestre symphonique de RTL)を名乗った。1933年にアンリ・ペンシス(Henri Pensis)を首席指揮者に据えて発足するも、1939年に政治的な理由でいったん解散した。1996年からルクセンブルク放送局が運営を打ち切ったが、ルクセンブルク政府が基金を作ってオーケストラ運営を支援することになり、現行の名称で存続することとなった。
Orchestre philharmonique du Luxembourg_3.jpg


メインマイクの他にスポットマイクを適所に配置したと思われる録音で、低域弦の重厚さと金管のきらびやかな響きが印象に残った。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメインだが、直接音も聴こえる。録音場所はベルギー、Philharmonie Luxembourg

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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