SSブログ

SACDサラウンド・レビュー(870) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Roussel Le Festin d’Araignée & Dukas L’Apprenti Sorcier.jpg
Roussel
Le Festin d’Araignée
Dukas
L’Apprenti Sorcier
BIS2432
Pascal Rophé/Orchestre National des Pays de la Loire
録音 2018年7月
BIS

ポール・デュカス:
・序曲「ポリュクト」
・交響詩「魔法使いの弟子」
アルベール・ルーセル:
蜘蛛の饗宴 Op.17


パスカル・ロフェ(Pascal Rophe,1960年~ )はフランス、パリ生まれの指揮者。パリ国立高等音楽院を卒業し、1988年ブザンソン国際コンクールに優勝してデビュー。その後アンサンブル・アンテルコンタンポランで修行を積み、現代音楽の権威としての地位を確立。ダラピッコラ、デュティユー、デュサパンなどの作品もレコーディングして高い評価を得ている。パリ管、BBC 響、サンタ・チェチーリア管などに定期的に客演している。オペラでも、リヨン歌劇場、ジュネーヴ歌劇場、ローマ歌劇場などで《ペレアスとメリザンド》《カルメル派修道女の対話》などを指揮している。
Pascal Rophe_3.jpg


フランス国立ロワール管弦楽団(Orchestre National des Pays de la Loire)は仏文化省の音楽部監督であった作曲家のランドスキが1971年に創設。歴代の音楽監督にはデルヴォー、スダーンらがおり、2014年のシーズンからにパスカル・ロフェが同ポストに就任した。母国フランスの作曲家はもとよりチャイコフスキーやマーラー、ストラヴィンスキー等も得意としている。
Orchestre National des Pays de la Loire_3.jpg


母国フランスの作曲家を得意とするパスカル・ロフェ&フランス国立ロワール管の組み合わせの演奏はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013の公演三日目でドビュッシーの牧神の午後への前奏曲、海、ラヴェルの高雅で感傷的なワルツ、同2017でストラヴィンスキーのバレエ「火の鳥」とラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲の公演第一日目ラヴェルのピアノ協奏曲 とボレロの公演三日目を計3回生で聴いたことがある。

コンサートホールの中ほどで聴く音に近い録音で、スッポットマイクは多用していないと思われる。音響空間は左右、奥行方向にも広い。録音レベルは低めで、サラウンドスピーカらの音はアンビエンスがメイン。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

nice!(4)  コメント(0) 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。