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SACDサラウンド・レビュー(884) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Tchaikovsky Symphony No. 4 & Leshnoff Double Concerto.jpg
Tchaikovsky Symphony No.4 & Leshnoff Double Concerto
FR-738
Manfred Honeck/Pittsburgh Symphony Orchestra
録音  2016年5月(Tchaikovsky)
    2019年6月
Reference Recordings

・チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
・レシュノフ:二重協奏曲~クラリネットとファゴットのための


ジョナサン・レシュノフ (Jonathan Leshnoff,1973年9月~)はアメリカ、ニュージャージー州生まれの作曲家。ジョンズホプキンス大学(Johns Hopkins University)とピーボディ音楽院(Peabody Conservatory)に同時に通い、人類学と音楽の学士号を取得。その後、ピーボディ音楽院とメリーランド大学(University of Maryland)からそれぞれ音楽修士号と音楽博士号を取得。彼の作品はカーネギーホール、アトランタ交響楽団、 ボルティモア交響楽団、ダラス交響楽団、カンザスシティ交響楽団、ナッシュビル交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団など、世界中の70を超えるオーケストラによって演奏および委託されている。主な作品は4つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、チェロ協奏曲、クラリネット協奏曲などの14の協奏曲、4つのオラトリオなど。
Jonathan Leshnoff_1.jpg


マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck,1958年9月~ )は、オーストリアの指揮者。ウィーン音楽院でヴァイオリンを学ぶ。1983年からウィーン国立歌劇場管弦楽団ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者を務める。その後指揮者に転向し、1987年クラウディオ・アバドの元でグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の準指揮者を務める。2007年より2011年までシュトゥットガルト州立歌劇場、2008年から現在までピッツバーグ交響楽団の音楽監督。弟のライナー・ホーネックはウィーン・フィルのコンサートマスターである。
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ピッツバーグ交響楽団(Pittsburgh Symphony Orchestra)は、アメリカ合衆国の主要なオーケストラの一つで、ペンシルベニア州ピッツバーグのハインツ・カンパニーによって設立されたハインツ・ホールが本拠地となっている。1895年に設立。主な指揮者はオットー・クレンペラー、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼールなど。アメリカ最古のオーケストラの一つとして知られる。2008年より、マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck)を9代目の音楽監督に迎え、新体制がスタートした。
Pittsburgh Symphony Orchestra_8.jpg


ライヴ録音であるがダイナミックレンジが大きく、ホールトーンも豊かである。特に金管の響きが美しく、優秀録音。聴衆のノイズは消されている。サラウンドスピーカーからの音は低めに抑えられているが、ほぼ直接音。録音場所はピッツバーグ、ハインツ・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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