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SACDサラウンド・レビュー(886) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Brahms, Bartók, Liszt.jpg
Brahms,Bartók,Liszt
BIS2380
Alexandre Kantorow (piano)
録音  2020年1月(Brahms)
    2019年9月(Bartók,Liszt)
BIS

ブラームス/バルトーク/リスト:ピアノ作品集

ブラームス:
・2つの狂詩曲 Op.79 第1番 ロ短調
・ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調 Op.2
バルトーク:狂詩曲 Op.1 BB36a
リスト:19のハンガリー狂詩曲 S244/R106 第11番 イ短調


アレクサンドル・カントロフ(Alexandre Kantorow, 1997年~)パリ生まれのロシアのピアニスト。名ヴァイオリニスト、ジャン=ジャック・カントロフを父にもつ。5歳からピアノを習い始め、パリのスコラ・カントルム音楽院にてIgor Laszkoに師事。その後パリ国立高等音楽院にてフランク・ブラレイ(Frank Braley)、上田晴子(Haruko Ueda)に師事。 16歳のときにナントおよびワルシャワでのラ・フォルジュルネでシンフォニア・ヴァルソヴィアと共演し、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を披露し、抜群のテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を熱狂させた。2019年チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門において優勝。

Alexandre Kantorow_3.jpg


ピアノは正面の少し下がった位置に定位しており、音像は左右に広がり感がある。サラウンドスピーカーからの音は直接音がメインだが低めに抑えられている。使用ピアノはスタインウエーD。録音場所はパリ、Fonation Louis Vuitton


サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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