SACDサラウンド・レビュー(887) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Beethoven's Testaments Of 1802
2L-160-SACD
Ragnhild Hemsing(Violin)
Tor Espen Aspaas(Piano)
録音 2019年4月,11月
2L
ベートーヴェン 1802年の遺書
ベートーヴェン:
・ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』
ラグンヒル・ヘムシング(Ragnhild Hemsing,1988年2月~)はノルウェーの女性ヴァイオリニスト。5歳でヴァイオリンを弾き始め、9歳でオスロのバラットデュエ音楽学校に入学。その後ウイーンでボリス・クシュニール(Boris Kuschnir)に師事した。デクストラムジカ財団(Dextra Musica Foundation)から貸与されている1694年製クレモナを使用している。
トール・エスペン・アスポース(Tor Espen Aspaas,1971年9月~)はノルウェーのピアニスト。オスロの国立音楽アカデミーでリヴ・グラーセル(Liv Glaser)とイェンス・ハーラル・ブラトリ(Jens Harald Bratlie)に学んだ。ソロピアニストとして活躍するとともに、2007年以来オスロ音楽アカデミー(Norwegian Academy of Music in Oslo)の教授に就いている。
録音レベルは大きめでヴァイオリンはセンター前寄り、ピアノはやや後方に下がった位置に定位している。ヴァイオリンはクリアでナチュラルな響きを伴っている。小さな教会でのセッション録音で残響の影響はあまり感じない。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音。使用ピアノはトラック6のみスタインウエーDで他はベヒシュタイン、コンサートD282、録音方式はDXD 24bit/352.8kHz、録音場所はオスロ、ソフィエンベルグ教会
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆☆
チャンネル 5.1ch
2021-01-18 21:11
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