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SACDサラウンド・レビュー(889) [サラウンド・サウンド・レビュー]

JS Bach A New Angle.jpg
Johann Sebastian Bach
A New Angle
MDG90621376
Leo van Doeselaar (organ)
Erwin Wiersinga (organ)
録音 2019年5月
MDG

J.S.バッハ:オルガン作品集~新たな視座
・カンタータ29番 BWV29「神よ、われら汝に感謝す」よりシンフォニア
・4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065
(原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲)
・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004よりシャコンヌ
・トッカータ ニ長調 BWV912
・フーガの技法 BWV1080より
・イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
・カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」BWV80

レオ・ファン・ドゥセラール(Leo van Doeselaar,1954年~)オランダ、グーズ(Goes)生まれのオルガニスト。オランダ、アムステルダムのスウェーリンク音楽院で学び、1979年に優秀賞を獲得している。かつてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のオルガン・ソリストを務めていた。1995年以来ベルリン芸術大学教授。2014年にエルヴィン・ヴィエルジンハと共に、マルティン教会にあるアルプ・シュニットガーオルガンの名誉オルガニストに任命された。
Leo van Doeselaar_2.jpg


エルヴィン・ヴィエルジンハ(Erwin Wiersinga,1962年~)はオランダのオルガニスト。フローニンゲン音楽院(Conservatory in Groningen )にてヴィム・ファン・ビーク(Wim van Beek)に師事し、オルガンを学ぶ。ベルリン芸術大学(Universität der Künste in Berlin)とフローニンゲンあるプリンスクラウス・コンセルヴァトワール(Prins Claus Conservatoire in Groningen)の教授に就いている。2014年にレオ・ファン・ドゥセラールと共に、マルティン教会にあるアルプ・シュニットガーオルガンの名誉オルガニストに任命された。
Erwin Wiersinga_1.jpg


オランダの古都フローニンゲンにあるマルティン教会には2台のオルガンがあり、1台はアルプ・シュニットガー作(1691/92制作)もう1台はフランス・バロック様式の小型の据え置き型のポジティフ・オルガン、ル・ピカール・オルガン(1742年製)。ブックレットの写真によると、それぞれが仕切られた礼拝堂に設置されている。

アルプ・シュニットガー・オルガン
Schnitger organ.jpg


マルティン教会の2台のオルガンを使い分けた収録で、ル・ピカール・オルガン(トラック5、7-9)からの音はサラウンド・スピーカーからの音がメインで、フロント・スピーカーからの音はアンビエンスな音にミキシングされている。録音場所はオランダ、フローニンゲン、マルティン教会

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          6ch(2+2+2方式)

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