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SACDサラウンド・レビュー(898) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Mendelssohn String Symphonies 1 - 3.jpg
Mendelssohn
String Symphonies 1-3
MDG9122193
Herbert Schuch (piano)
Mikhail Gurewitsch/Dogma Chamber Orchestra
録音 2020年6月
MDG

メンデルスゾーン・プロジェクト VOL.1
・シンフォニア第1番ハ長調
・シンフォニア第2番ニ長調
・シンフォニア第3番ホ短調
・ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調



ヘルベルト・シュフ(Herbert Schuch,1979年9月~)はルーマニア出身のピアニスト。1988年にドイツへ移住。ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学でカール・ハインツ・ケマーリング(Karl-Heinz Kämmerling)に師事。ブレンデルからも薫陶受けたこともあり、2005年にウィーン・ベートーヴェン国際ピアノコンクール(Beethovenpreis in Wien)、ロンドン国際ピアノコンクール(London International Piano Competition)で優勝。
herbert schuch_1.jpg


ミハイル・グレヴィチ(Mikhail Gurewitsch ,1975年~)はロシア生まれのドイツのヴァイオリニスト。子供の頃サンクトペテルブルクのリムスキーコルサコフ音楽院(Rimsky-Korsakov Conservatory)でヴァイオリンのレッスンを受け、その後同大学に入学。卒業後、ドイツのデトモルト音楽大学(Hochschule für Musik in Detmold)で、トーマス・クリスチャン(Thomas Christian)に師事した。ドグマ室内オーケストラのコンサートマスター兼音楽監督、創設者。

ドグマ室内オーケストラ(Dogma Chamber Orchestra)はヴァイオリニストのミハイル・グレヴィチが2004年に創設した室内楽団。1995年にラースフォントリアー周辺の映画監督のグループが発表したドグマ95マニフェストにちなんで名付けられた。
Dogma Chamber Orchestra_1.jpg


演奏時間が10分前後の3楽章から成る弦楽シンフォニア3曲とピアノと弦楽のための協奏曲。奥行方向への広がり感のある収録で、高域弦のクリアな響きが印象に残った。協奏曲ではピアノはセンターの少し下がった位置に定位している。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はドイツ、Konzerthaus Der Abtei Marienmünster

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          6ch(2+2+2方式)

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