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SACDサラウンド・レビュー(903) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Mahler Symphony No.10.jpg
Mahler
Symphony No.10
BIS2396
Osmo Vänskä/Minnesota Orchestra
録音 2019年6月
BIS

グスタフ・マーラー:交響曲第10番 嬰ヘ短調(1989年クック版)

オスモ・ヴァンスカ(Osmo Vänskä,1953年2月~ )は、フィンランドの指揮者。元はクラリネット奏者であり、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で活動していたが、シベリウス音楽アカデミーでヨルマ・パヌラに師事して指揮を学んだ後、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、指揮者としての活動を本格的に開始した。1985年にラハティ交響楽団の首席客演指揮者に就任、さらに1988年に同楽団の音楽監督に就任し、2008年に退くまで、フィンランドの一地方オーケストラに過ぎなかった同楽団を世界的なオーケストラに育て上げた。同楽団とのシベリウスの交響曲や管弦楽曲の録音は、世界的に評価が高い。1993年から1996年までアイスランド交響楽団、1996年から2002年までBBCスコティッシュ交響楽団のそれぞれ首席指揮者を務めた。また、2003年より2013年までミネソタ管弦楽団の音楽監督を務め、同楽団とベートーヴェンの交響曲の全曲録音を行った。2012年の2月に来日し、シベリウスの交響曲第2番などを読響と共演した。
Osmo Vänskä_7.jpg


ミネソタ管弦楽団(Minnesota Orchestra)は、ミネソタ州ミネアポリスを拠点とするアメリカ合衆国のオーケストラ。1903年にミネアポリス交響楽団(Minneapolis Symphony Orchestra)として設立され、同年11月5日に最初の演奏会を行なった。1968年にミネソタ管弦楽団に名称を変更した。主な歴代首席指揮者はユージン・オーマンディ、アンタル・ドラティ、大植英次(1995年~2002年)、オスモ・ヴァンスカ (2003年~2013年、2014年5月から再任~2021年のシーズンで終了予定)など。
Minnesota Orchestra_4.jpg


交響曲第7番「夜の歌」に続くヴァンスカ&ミネソタ管の組み合わせによるマーラーの交響曲シリーズ第7弾。

1ポイントマイクをメインとしてスポットマイクは多用していないと思われる録音で、音響空間は左右、奥行方向にも広く、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。高域弦の音の伸びが有り、ホールトーンは適度にある。サラウンドスピーカーからの音には直接音も含まれている。録音場所はミネソタ州、ミネアポリス、オーケストラ・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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