SSブログ

SACDサラウンド・レビュー(936) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Maurice Ravel Orchestral Works.jpg
Maurice Ravel
Orchestral Works
CHSA 5280
John Wilson/Sinfonia of London
録音 2020年1月,8月,9月
Chandos


ラヴェル:管弦楽作品集
・ラ・ヴァルス  M72(管弦楽のための舞踏詩)
・マ・メール・ロワ  M62(5つのタブローとアポテオシスによるバレエ/ピアノ・デュエットのための組曲から拡張&オーケストレーション/このエディションによる世界初録音)
・道化師の朝の歌  M43c(オーケストラのための/独奏ピアノのための 《鏡》より)
・逝ける王女のためのパヴァーヌ M19a(スモール・オーケストラのための/独奏ピアノのための作品より)
・高雅で感傷的なワルツ  M61a(オーケストラのための/独奏ピアノのための作品より)
・ボレロ  M81(バレエ音楽/このエディションによる世界初録音)

ジョン・ウィルソン(John Wilson,1972年~)はイギリスの指揮者、編曲家、音楽学者。1994年にジョンウィルソン・オーケストラ(John Wilson Orchestra)を創設。2007年にジョンウィルソン・オーケストラと共にBBCプロムスに出演。2016年よりBBCスコティッシュ・シンフォニーオーケストラ(BBC Scottish Symphony Orchestra)のアソシエイトゲストコンダクター。軽音楽や映画音楽も手掛ける。
John Wilson_8.jpg


シンフォニア・オブ・ロンドン(Sinfonia of London)は映画音楽やレコーディング・セッションのための専門的なオーケストラとして1955年に設立された。2018年にジョン・ウィルソンが再結成し、その妙技を復活第1弾のアルバム「コルンゴルトの交響曲嬰へ調」で見せた。
Sinfonia of London_4.jpg


ダイナミックレンジの大きな録音になっており、1ポイントマイクがメインでスポットマイクは多用していないと思われる。音響空間は前後、左右にも広がっている。残響の豊かな教会での収録で、サラウンドスピーカーからの音は遅延がかなりあるが、低めに抑えられている。録音場所はロンドン、キルバーン、セント・オーガスティン教会

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

nice!(3)  コメント(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。