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SACDサラウンド・レビュー(940) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Ravel La valse, M.72 & Other Works.jpg
Ravel
La valse, M.72 & Other Works
BIS-2438
Sakari Oramo/Royal Stockholm Philharmonic Orchestra
録音  2020年2月(Miroirs , valse )
    2021年3月(Le Tombeau de Couperin, Menuet antique)
BIS

モーリス・ラヴェル:
・クープランの墓(管弦楽版)
・クープランの墓 第2曲 フーガ(K. ヘスケスによる管弦楽編)
・クープランの墓 第6曲 トッカータ(K. ヘスケスによる管弦楽編)
・鏡(管弦楽版)(抜粋)
・亡き王女のためのパヴァーヌ(管弦楽版)
・古風なメヌエット(管弦楽版)
・ラ・ヴァルス(管弦楽版)

サカリ・オラモ(Sakari Markus Oramo,1965年10月~ )は、フィンランド、ヘルシンキ生まれの指揮者。シベリウス音楽院でヴァイオリンを学び、17歳でアヴァンティ室内管弦楽団の創設に参加する。その後、フィンランド放送交響楽団のコンサートマスターを務める。1989年から3年間、シベリウス音楽院の指揮者ヨルマ・パヌラのクラスに在籍した。1993年、フィンランド放送交響楽団の指揮者が病気のため公演の直前にキャンセルし、代役として指揮台に立った。この成功により、同交響楽団の副常任指揮者の1人となった。1999年、バーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任、2003年5月、同交響楽団が主催するフルーフ音楽祭の芸術監督を務めた。2006年より、フィンランドのコッコラ歌劇場の首席指揮者。2008年より、ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を務めている。2013年のシーズンからはオストロボスニア室内管弦楽団の芸術監督に就任。
Sakari Markus Oramo_7.jpg


ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Stockholm Philharmonic Orchestra)は、スウェーデンのストックホルムのストックホルム・コンサートホール(Konserthuset)を本拠地とするオーケストラである。ノーベル賞授賞式で演奏することでも知られている。1902年に設立される。1992年にそれまでのストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団(Stockholms Filharmoniska Orkester)から、「王立(Kungliga)」を冠した現在名となる。歴代の指揮者としてヴァーツラフ・ターリヒ、フリッツ・ブッシュ、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、アンタル・ドラティ、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、パーヴォ・ベルグルンド、アンドルー・デイヴィス、パーヴォ・ヤルヴィらがいる。2000年から2008年までアラン・ギルバートが首席指揮者兼芸術顧問を務め、2008年からはサカリ・オラモが就任している。
Royal Stockholm Philharmonic Orchestra_4.jpg


高域弦は伸びのある音をしており、各楽器の定位は良く、存在感のある音場を構成している。音響空間も左右、前後に広がっており、各楽器の音のバランスも良い。サラウンド・スピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はスエーデン、ストックホルム・コンサート・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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