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SACDサラウンド・レビュー(947) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Mozart Wind Concertos_3.jpg
Mozart
Wind Concertos
LSO0855(2Discs)
Timothy Jones (horn)
Olivier Stankiewicz (oboe)
Andrew Marriner (clarinet)
Jaime Martín/London Symphony Orchestra
録音   2019年10月(K417,314,622,297b)
     2015年10月(K361)
LSO Live

モーツァルト:管楽のための作品集
[CD1]
・ホルン協奏曲 変ホ長調 K.417
・オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
・クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
[CD2]
・協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
・セレナード第10番 変ロ長調 「グラン・パルティータ」 K.361

ハイメ・マルティン(Jaime Martín,1965年9月~)はスペインの指揮者、フルート奏者。8歳でフルートを始め、13歳でスペイン国立青年オーケストラのメンバーになった。アカデミー室内管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団でフルートの首席奏者を務める。1998年以来ロンドン・王立音楽大学(Royal College of Music, London)でフルートの教師に就いている。2019年よりロスアンゼルス室内管弦楽団の首席指揮者、2022年からはメルボルン交響楽団の首席指揮者に就任した。
Jaime Martín_1.jpg


ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra,略称LSO)は、イギリスのプロのオーケストラのひとつ。ロンドンのオーケストラの中でも中心的存在で、本拠地は、1982年よりロンドンのバービカン・センター。1904年にクィーンズホール管弦楽団のメンバーを中心に、英国初の独立採算、自主運営のオーケストラとして発足。同年6月9日にクィーンズホールにおいて、ハンス・リヒターの指揮で第1回コンサートを開催した。その後、リヒターは首席指揮者に就任し、1911年にエドワード・エルガーにその座を譲るまで楽団の基礎を固める。ロイヤル・フィルとならび、「女王陛下のオーケストラ」としても知られ、名誉総裁にはエリザベス2世が就いている。主な歴代首席指揮者にアンドレ・プレヴィン(1968年~1979年)、 クラウディオ・アバド(1979年~1988年)、マイケル・ティルソン・トーマス(1987年~1995年)、コリン・デイヴィス(1995年~2006年)ヴァレリー・ゲルギエフ(2007年~2015年)。2017年からサイモン・ラトルが音楽監督に就任。
London Symphony Orchestra_9.jpeg


コンチェルトでの独奏楽器はセンターやや奥寄りに定位しており、バックのオーケストラとの音のバランスは良い。高域弦は伸びのある響きを伴っている。左右への広がり感はあるが、奥行方向への広がりはあまり感じられない。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。ライブ録音であるが聴衆のノイズは消されている。録音場所は、ロンドン、セント・ルークス、ジャーウッド・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5.1ch

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