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SACDサラウンド・レビュー(951) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Messiaen,Ravell,Schoenberg.jpg
Messiaen,Ravel,Schoenberg
PTC 5186 949
Francesco Piemontesi(Piano)
Jonathan Nott/ Orchestre de La Suisse Romande
録音  2020年11月(Ravel)
    2020年12月(Messiaen)
    2021年2月(Schoenberg)
Pentatone

モーリス・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
オリヴィエ・メシアン :異国の鳥たち
アルノルト・シェーンベルク:ピアノ協奏曲 Op.42


フランチェスコ・ピエモンテージ (Francesco Piemontesi,1983年7月~)は、スイス、ロカルノ出身のピアニスト。ハノーファー音楽演劇大学でアリエ・ヴァルディに師事し、セシル・ウーセ、アレクシス・ワイセンベルク、アルフレート・ブレンデルと共演。数々の国際コンクールにおいて優勝や入賞の実績を重ね、とりわけ2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでの3位入賞は国際的に大きな注目を集めた。2009年にボルレッティ=ブイトーニ財団のフェローシップ賞を受賞。2009年から2011年までBBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれた。
Francesco Piemontesi_1.png


ジョナサン・ノット(Jonathan Nott, 1962年12月~)イギリスの指揮者。当初ケンブリッジ大学で音楽学を専攻したのち、マンチェスターのロイヤル・ノーザン音楽大学で声楽とフルートを学ぶ。後に指揮に転向し、ロンドンに学ぶ。フランクフルト歌劇場などでカペルマイスターを務めた。2000年バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など欧州の主要オーケストラに客演している。幅広いレパートリーを持ち、現代音楽にも強みを発揮する。バンベルク交響楽団とはたびたび来日しており、2009年にはブラームス・チクルスを展開した。また、NHK交響楽団とたびたび共演している。2014年9月、東京交響楽団第3代音楽監督に就任。2017年1月からはスイス・ロマンド管弦楽団音楽監督に就任した。
Jonathan Nott_7.jpg


スイス・ロマンド管弦楽団( L’Orchestre de la Suisse Romande)は1918年エルネスト・アンセルメによってジュネーヴで結成された楽団。1938年にはローザンヌ放送管弦楽団を吸収し,発展した。アンセルメの指導のもとで繊細で透明な音質を特色とする独特の個性をもつ楽団に仕上げられた。1967年アンセルメの引退後,音楽監督に1970~1977年サヴァリッシュ,1978~1985年ホルスト・シュタイン、85~97年アルミン・ジョルダン、ファビオ・ルイジ、2005年より2012年までマレク・ヤノフスキが、2012年7月から2015年まではネーメ・ヤルヴィ、2017年1月からはジョナサン・ノット(Jonathan Nott)が就任した。2012/2013年のシーズンより2017年夏まで山田和樹が首席客演指揮者を務めた。
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ピアノはセンターの少し下がった位置に定位しており、他の楽器との音のバランスは良い。音響空間は左右に広く、適度にスポットマイクを配置した録音と思われる。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はスイス、ジュネーブ、ヴィクトリア・ホール


サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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