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SACDサラウンド・レビュー(952) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Johann Matthias Sperger
Double Bass Concertos
CC72915
Ján Krigovsky
Collegium Wartberg 430
録音 2021年10月
Challenge Classics

シュペルガー: コントラバス協奏曲集
・コントラバス協奏曲第2番ニ長調
・コントラバス協奏曲第3番変ロ長調
・コントラバス協奏曲第4番ヘ長調

ヨハネス・マティアス・シュペルガー(Johannes Matthias Sperger,1750年3月~1812年5月)は、南部モラヴィア出身(チェコ)のオーストリアの作曲家。コントラバスのヴィルトゥオーソ。1767年からウィーンでコントラバス奏者や作曲家としての教育を受け、1777年からプレスブルク大司教の宮廷楽師に採用される。翌1778年からウィーン音楽家協会に入会するかたわら、その演奏会にたびたび自作を掲げて独奏者として出演。1783年から1786年までルートヴィヒ・フォン・エルデーディ伯爵の宮廷礼拝堂の一員となった。1789年にメクレンブルク宮廷楽団の首席コントラバス奏者に着任。きわめて多作な作曲家として、少なくとも44曲の交響曲とおびただしい数の協奏曲(そのうちコントラバス協奏曲が18曲)のほか、ソナタ、ロンド、舞曲、カンタータ、合唱曲、アリアなどを残す。
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ヤン・クリゴフスキー(Jan Krigovsky) は、スロバキア出身のコントラバス奏者で、音楽イベントの主催者、プロモーター、アート ディレクター、マネージャー、プロデューサー、出版者、ドラマトゥルク、詩人。 ソリストとしてのほか、Catalá Ensamble Trio、Alea、コレギウム・ヴァルトベルク(Collegium Wartberg)などの現代音楽のアンサンブルでも演奏しています。 コントラバス・グループのコンサート・マスターとして、ロンドン交響楽団、モダンタイムス1800、ウィーン・アカデミーなどのいくつかのオーケストラと共演。 ソリストとして、ユーリ・バシュメタ、レオシュ・スヴァロフスキー、マルティン・ハセルボック、ジョルディ・サヴァリャ、エヴァルト・ダネルらの指揮の下、オーケストラとも共演した。
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コレギウム・ヴァルトベルク430(Collegium Wartberg 430)はコントラバス奏者のヤン・クリゴフスキーが創立したアンサンブル。プロのソリスト、ミュージシャン、歌手、ダンサーなどからなり、スロバキアのメンバーに加え、外国のオーケストラや音楽アンサンブル、ジャズやその他の音楽ジャンルに関心のあるマニアや愛好家が自発的に参加している。 いままではコンツェルトハウス ウィーン、ブルックナーハウス リンツ、スロバキア フィルハーモニー管弦楽団などのコンサート ホールや、ヨーロッパのいくつかの国とアメリカで演奏している。
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1st Vn×3,2nd Vn×3 ,Va×2,Vc×1,Db×1,Ob×2,Hn×2,Tp×2,chemb、他の楽器の組み合わせでの小編成のアンサンブルでの協奏曲。2番で使用しているコントラバスはチェロに近い音がして低域弦の響きが物足りなく感じた。サラウンドスピーカーからの音は低めでアンビエンスがメイン。使用しているコントラバスは協奏曲第2番ではアントン・ポッシュ製、1736年、ウィーン、 協奏曲第3番にはヨハン・ヤコブス・エルトル製、1789年、プレスブルグ、 協奏曲第4番には制作者不明、1810年頃、ウィーン製をそれぞれ変えて演奏している。録音場所はスロバキア、ブラスチヴァ宮殿、鏡の間

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5.1ch

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