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SACDサラウンド・レビュー(976) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Saint-Saëns Violin Works.jpg
Saint-Saëns
Violin Works
BIS-2489
Cecilia Zilliacus (violin)
Christian Ihle Hadland (piano)
Stephen Fitzpatrick (harp)
録音  2021年3月(Op.75,Op102)
     2021年8月(Op.124,Op38)
BIS

カミーユ・サン=サーンス:
・ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.75
・ヴァイオリン・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.102
・幻想曲 イ長調 Op.124
・子守歌 変ロ長調 Op.38(S. フィッツパトリックによるヴァイオリンとハープ編)

セシリア・シリアクス(Cecilia Zilliacus, 1972年9月~)はスウェーデンの女性ヴァイオリニスト。ストックホルムのKungsholmens GymnasiumとKungliga Musikhogskolanで学んだ。1997年、スウェーデン王立音楽院のコンクール「ソリスト賞」と、ノルウェーのトロンハイムで開催された「北欧ソリスト・ビエンナーレ」で優勝。北欧諸国およびヨーロッパで活動している。ソリストとしては、スウェーデンのほとんどの交響楽団をはじめ、BBCウェールズ、エストニア国立交響楽団、オランダ放送交響楽団、ザグレブ・フィルなど、北欧やヨーロッパの多くのオーケストラと共演している。
Cecilia Zilliacus_1.jpg


クリスチャン・イーレ・ハドラン(Christian Ihle Hadland,1983年~)は、ノルウェー南西部の都市、スタヴァンゲル出身のピアニスト。11歳でルーガラン音楽院に入学し、その後イジー・フリンカに教わってから、フリンカの弟子、オスロのアンスネスの下で学んだ。ソリストとしてノルウェー国内はもとより、ロンドン響、バイエルン放送響に客演、室内楽奏者としてトルルス・モルク、ラーシュ・アネシュ・トムテル、クレメンス・ハーゲン、クリスチャン・ポルテラ、ルネー・フレミングらと共演を重ねた。
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スティーヴン・フィッツパトリック(Stephen Fitzpatrick)はイギリス生まれのハープ奏者。4歳でピアノを、7歳でハープを始めた。ロンドンの王立音楽大学で両方の楽器を学び、後にロンドンでマリサ・ロブレス、ハーグでエドワード・ウィッセンバーグ、シカゴでサラ・バレンにハープのみを学びました。2010年より、モーツァルテウム大学でハープの教授に任命され、2018年からロンドンの王立音楽大学で定期コースで教えています。
Stephen Fitzpatrick_2.jpg


ヴァイオリン・ソナタでのヴァイオリンはセンター前寄り、ピアノはセンターの下がった位置に定位している。幻想曲と子守歌ではヴァイオリンとハープともにセンターの少し下がった位置に定位している。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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