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SACDサラウンド・レビュー(980) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Khachaturian The Concertante Works for Piano.jpg
Khachaturian
The Concertante Works for Piano
BIS-2586
Iyad Sughayer (piano)
Andrew Litton/BBC National Orchestra of Wales
録音 2021年10月
BIS

ハチャトゥリアン:
・ピアノ協奏曲変ニ長調
・仮面舞踏会(A. ドルハニャンによるピアノ編)
・ピアノと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ

イヤード・スギャエル(Iyad Sughayer,1993年10月~)ヨルダン系パレスチナ人のピアニスト。ヨルダンの首都アンマン生まれ。チェタム音楽学校(Chetham’s School of Music)、ロイヤル ノーザン カレッジ オブ ミュージック(Royal Northern College of Music)、トリニティ ラバン コンセルバトワール オブ ミュージック アンド ダンス(Trinity Laban Conservatoire of Music and Dance)で学んだ。 2019 年に RNCM でインターナショナル アーティスト ディプロマを取得し、同年にシティ ミュージック ファンデーション アーティストになる。 2021年、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックのアソシエイトに就任。ソリストとしては、BBCフィルハーモニー管弦楽団、マンチェスター・カメラータ、欧州連合室内管弦楽団、カイロおよびアンマン交響楽団を含む主要なオーケストラと共演。
Iyad Sughayer_1.jpg


アンドルー・リットン(Andrew Litton, 1959年~ )はアメリカ合衆国の指揮者。1992年よりダラス交響楽団の音楽監督に就任(2006年に任期満了)。シモーネ・ヤングの後を継いで2003年~2008年の間、ノルウェーのベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督兼首席指揮者に就任。2003 年~2017 年まで、ミネソタ管弦楽団のソマーフェスト コンサートの芸術監督を務め、2017年~2018年のシーズンからはコロラド交響楽団の芸術顧問および首席客演指揮者
Andrew Litton_6.jpg


BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(BBC National Orchestra of Wales)は、イギリス・ウェールズの首都カーディフを本拠地とする、英国放送協会(BBC)傘下のオーケストラの一つである。1928年にカーディフ・ステーション管弦楽団(Cardiff Station Orchestra)として設立された。当時は2管編成にも満たない規模だった。1936年にBBCウェールズ管弦楽団(BBC Welsh Orchestra)に改組された。1974年にBBCウェールズ交響楽団に改名、1993年に現在の名称になった。1987年に尾高忠明が首席指揮者に就任後、編成を拡大した。またBBCプロムスに参加、シャンドス、ニンバス、BISレーベルにレコーディングを行う。1996年以降、マーク・ウィッグルスワース、リチャード・ヒコックス、ティエリー・フィッシャー、 トーマス・センデゴーが首席指揮者となり、尾高は桂冠指揮者を務めている。
BBC National Orchestra of Wales_3.jpg


ピアノはセンター前寄りに定位しており、音場は左右、奥行方向にも広がっている。高域弦の響きは濁りがちに聴こえた。サラウンドスピーカーからの音には直接音も交じっている。録音場所はBBC Hoddinott Hall,Cadiff,Wales

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch
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