新宿御苑の早咲きの桜と梅 [自然写真]
毎年この時期恒例になっている高校時代の同期会が昨日に新宿であり、今年もその前に早めに集まった4人で新宿御苑に行ってきました。少し風は有りましたが、日差しの暖かく感じる陽気で、多くの来園者がいました。
カワズザクラ(河津桜)
カンザクラ(寒桜)がほぼ満開でした
日本庭園のお茶室・楽羽亭の裏にある梅林
カワズザクラ(河津桜)
カンザクラ(寒桜)がほぼ満開でした
日本庭園のお茶室・楽羽亭の裏にある梅林
SACDサラウンド・レビュー(767) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Chopin
24 Preludes
CC72768
Nino Gvetadze
録音 2017年6月
Challenge Classics
ショパン:
・24の前奏曲 Op.28(全曲)
・ 練習曲 変ホ短調 Op.10-6
・ワルツ第9番 変イ長調 Op.69-1
・ワルツ第2番 イ短調 Op.34-2
・ワルツ第10番 ロ短調 Op.69-2
・スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
ニーノ・グヴェタッゼ(Nino Gvetadze)はジョージア共和国トビリシ生まれのピアニスト。ヴェロニカ・トゥマニシュヴィリ(Veronika Tumanishvili)、ノダール・ガブニア(Nodar Gabunia)、ナナ・クブティア(Nana Khubutia)の各氏に師事。その後オランダに渡り、パウル・コーメン(Paul Komen)、ヤン・ヴィン(Jan Wijn)に学ぶ。ハーグ王立音楽院(Conservatorium van Amsterdam)に在学中より数々の賞を受賞。中でも2008年にはフランツ・リスト国際ピアノコンクール(International Franz Liszt Piano Competition)第2位、あわせて批評家賞と聴衆賞も授与されている。また2010年、才能が際立っている若い音楽家に与えられているボルレッティ=ブイトーニ・トラスト賞(Borletti-Buitoni Trust Award) 受賞。
プレリュードの第24曲のアレグロ・アパッショナートC189ではスタインウェイのフォルテッシモの低弦の響きが印象に残った。サラウウンドスピーカーからの音はほぼ直接音だが、低めに抑えられている。収録はオランダ、フリッツ・フィリップス・ムジークヘボウ
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆
チャンネル 5ch
SACDサラウンド・レビュー(766) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Paganini 24 Caprices
BIS-2282
Sueye Park
録音 2016年9月、10月
BIS
パガニーニ:24のカプリース Op.1
ニコロ・パガニーニの24のカプリース(伊: 24 Capricci)作品1は、ヴァイオリン独奏曲で「24の奇想曲」とも呼ばれる。1800年から1810年頃にかけてジェノヴァで作曲され、その10年後の1820年にミラノで「作品1」としてリコルディから出版された。作曲の動機については不明ではあるが、ロカテッリやロードなどのフランコ・イタリア派作曲家たちからの影響がみられる。無伴奏曲なので、ヴァイオリンの重音奏法や、視覚的にも演奏効果の高い左手ピッツィカートなど強烈な技巧が随所に盛り込まれた作品。ヴァイオリン演奏家には難曲に挙げられている。フランツ・リストは演奏技巧のもつ音楽の可能性に触発され、ピアノ曲に第1・5・6・9・17・24番を編曲している。
スーイエ・パク(Sueye Park,2000年~)は韓国人ヴァイオリニスト。4歳でヴァオリンを学び始めた。2009年よりベルリンのハンス・アイスラー音楽大学(Hochschule für Musik "Hanns Eisler")の学生で、名ヴァイオリニスト、ウルフ・ヴァリーン(Ulf Wallin)に師事。最近ではワイマール・インターナショナル・スポア・コンクール(International Spohr Competition in Weimar)で音楽賞を獲得。ソリストとしては、ブランデンブルク・シンフォニー、ハイデルベルク交響楽団、スタット・カペッレ・ヴァイマル、バート・ライヒェンハル・フィル、マグデブルク・フィルなどのオーケストラと共演。
スーイエ・パクの奏でるガルネリ’del Gesu’1739年製はクリアーで豊かな倍音の響きが美しい。スタジオでのセッション録音だがサラウンドスピーカーからの音はマイクを遠目にセッティングしてアンビエンスな音も捉えている。収録はスウェーデン、ピテオー、スタジオ・アクースティクム
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆☆
チャンネル 5ch
SACDサラウンド・レビュー(765) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Rossini & Hoffmeister
BIS-2317
Minna Pensola
Antti Tikkanen
Tuomas Lehto
Niek de Groot
録音 2017年1月、2月
BIS
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ
・弦楽のためのソナタ第1番 ト長調
・弦楽のためのソナタ第2番 イ長調
・弦楽のためのソナタ第3番 ハ長調
ランツ・アントン・ホフマイスター:
・コントラバス四重奏曲第1番 ニ長調
・コントラバス四重奏曲第2番 ニ長調
ミンナ・ペンソラ(Minna Pensola,1979年~)はフィンランドの女性ヴァイオリンニスト。シベリウス・アカデミーで学んだ後、 2001年に結成された「Meta4」のメンバーとして2004年にモスクワで開催されたショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクール(Dimitri Shostakovich String Quartet Competition)と2007年ウーンで開催されたヨーゼフ・ハイドン国際室内楽コンクール(Joseph Haydn Chamber Music Competition)に優勝。The Punavuori Chamber Music Societyの創設メンバーの一人。使用ヴァイオリンはSigne ja Ane Gyllenberg Foundation借与の1732年製Carlo Bergonzi 。
アンッティ・ティッカネン(Antti Tikkanen)はフィンランド生まれのヴァイオリン、ヴィオラ奏者。「Meta4」の創設メンバーの一人。7歳からヴァイオリンを習い始め、Jokilaakso Music InstituteにてTomasz Orzechに師事。シベリウス・アカデミーでLajos Garam、 Mi-Kyung Lee 、Kreeta-Maria Kentalaに師事。フィンランド文化財団から借与されているストラディヴァリウス”ex Berglund”を弾いている。
トゥオマス・レヘト( Tuomas Lehto,1985年~ )はフィンランドのチェロ奏者。2010年から2013年の間フィンランド放送交響楽団(Finnish Radio Symphony Orchestra)の首席奏者を務めた。2006年トゥルク・チェロコンクールで第3位。
ニーク・デ・フロート( Niek de Groot)はオランダのコントラバス奏者。1996年から2006まで10年間ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席奏者を務め、現在はソリスト。室内楽奏者としても活躍している。1996年来ドイツ、エッセンにあるフォルクヴァンク芸術大学(Folkwang University of Arts, Essen)の教授を務めている。使用楽器は1747年製ドメニコ・モンタニャーナ(Domenico Montagnana in Venice )
弦楽アンサンブルで演奏されることの多いロッシーニの「弦楽のためのソナタ」をコントラバスの入った弦楽四重奏で聴くと、新鮮な印象を受ける。ヴァイオリンはとてもクリアな音をしており、低域弦楽器の響きも豊かである。ホフマイスターでは左からVn、Va、Vc、Cbの順に定位している。サラウンドスピーカーからの音は低めに抑えられている。収録はフィンランド、ヤコブスタード、シャウマン・ホール
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆☆
チャンネル 5ch