令和2年の走り納め [ランニング]
今日の午前中に10Kmあまりのいつもの玉川上水方面へのコースをジョギングをしてきました。
少し寒かったのですが、天気も良く、気持ちのいい汗をかきました。
今月の走行距離は169.6Km、今年の通算距離は1,977.9Kmでした。記録を取り出してからの総走行距離は60,242.9Kmになりました。
少し寒かったのですが、天気も良く、気持ちのいい汗をかきました。
今月の走行距離は169.6Km、今年の通算距離は1,977.9Kmでした。記録を取り出してからの総走行距離は60,242.9Kmになりました。
SACDサラウンド・レビュー(884) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Tchaikovsky Symphony No.4 & Leshnoff Double Concerto
FR-738
Manfred Honeck/Pittsburgh Symphony Orchestra
録音 2016年5月(Tchaikovsky)
2019年6月
Reference Recordings
・チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
・レシュノフ:二重協奏曲~クラリネットとファゴットのための
ジョナサン・レシュノフ (Jonathan Leshnoff,1973年9月~)はアメリカ、ニュージャージー州生まれの作曲家。ジョンズホプキンス大学(Johns Hopkins University)とピーボディ音楽院(Peabody Conservatory)に同時に通い、人類学と音楽の学士号を取得。その後、ピーボディ音楽院とメリーランド大学(University of Maryland)からそれぞれ音楽修士号と音楽博士号を取得。彼の作品はカーネギーホール、アトランタ交響楽団、 ボルティモア交響楽団、ダラス交響楽団、カンザスシティ交響楽団、ナッシュビル交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団など、世界中の70を超えるオーケストラによって演奏および委託されている。主な作品は4つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、チェロ協奏曲、クラリネット協奏曲などの14の協奏曲、4つのオラトリオなど。
マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck,1958年9月~ )は、オーストリアの指揮者。ウィーン音楽院でヴァイオリンを学ぶ。1983年からウィーン国立歌劇場管弦楽団ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者を務める。その後指揮者に転向し、1987年クラウディオ・アバドの元でグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の準指揮者を務める。2007年より2011年までシュトゥットガルト州立歌劇場、2008年から現在までピッツバーグ交響楽団の音楽監督。弟のライナー・ホーネックはウィーン・フィルのコンサートマスターである。
ピッツバーグ交響楽団(Pittsburgh Symphony Orchestra)は、アメリカ合衆国の主要なオーケストラの一つで、ペンシルベニア州ピッツバーグのハインツ・カンパニーによって設立されたハインツ・ホールが本拠地となっている。1895年に設立。主な指揮者はオットー・クレンペラー、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼールなど。アメリカ最古のオーケストラの一つとして知られる。2008年より、マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck)を9代目の音楽監督に迎え、新体制がスタートした。
ライヴ録音であるがダイナミックレンジが大きく、ホールトーンも豊かである。特に金管の響きが美しく、優秀録音。聴衆のノイズは消されている。サラウンドスピーカーからの音は低めに抑えられているが、ほぼ直接音。録音場所はピッツバーグ、ハインツ・ホール
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆☆
チャンネル 5ch
SACDサラウンド・レビュー(883) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Beethoven
The Violin Sonatas
BIS2517
Frank Peter Zimmermann (violin)
Martin Helmchen (piano)
録音 2019年9月
BIS
ベートーヴェン:
・ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12, No.1
・ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12, No.2
・ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12, No.3
・ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Frank-Peter Zimmermann,1965年2月~)はドイツのデュイスブルク生まれのヴァイオリニスト。ヴァイオリニストの母親から手ほどきを受け5歳からヴァイオリンを始める。なお父親はチェリストであった。1975年、10歳でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番を弾いてデビュー。1976年にエッセンのフォルクヴァング音楽院に入学、ヴァレリー・グラドフに師事する。同年には全国青少年音楽家コンクールで優勝して「天才少年出現」として評判になる。その後、ベルリン芸術大学でサシュコ・ガヴリーロフに師事する。1979年、14歳でルツェルン音楽祭に出演。1983年、世界のメジャー・オーケストラや一流指揮者との共演を開始。2008年にはドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章を受章。2013/14シーズンは、トーンハレ管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスとしてジンマンやフォン・ドホナーニと共にシーズンを通してコンサートを行うとともに、パーチェとのリサイタルやトリオ・ツィンマーマンの演奏会を行っている。使用楽器はPortigon AGのサポートにより、かつてクライスラーが所有していた1711年製ストラディヴァリウス。
マルティン・ヘルムヒェン(Martin Helmchen, 1982年~)ドイツのベルリン生まれ。6歳よりピアノを習う。ベルリン音大、ガリーナ・イヴァツォーヴァ氏に師事の後、2001年よりハノーファー音大、アリエ・ヴァルディ氏の元で学ぶ。2001年クララ・ハスキル・コンクール優勝。最近では2016年10月にヴァイオリニストのユリア・フィッシャーとともに来日し、東京オペラシティ、トッパンホールでブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番などを演奏した。
ヴァイオリンはセンター前寄りに、ピアノはセンター奥に定位しており、互いの音のバランスは良い。サラウンドスピーカーからの音はマイクを遠目にセッティングしてアンビエンスな音を捉えている。録音場所はベルリン、シーメンス・ヴィラ
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
SACDサラウンド・レビュー(882) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Concerti à Cembali concertati Vol.4
Concertos for 3 & 4 harpsichords
AE10107
Aapo Häkkinen(harpsichord,clavichord)
Miklós Spányi(harpsichord,clavichord)
Cristiano Holtz(harpsichord)
Anna-Maaria Oramo(harpsichord)
Helsinki Baroque Orchestra
録音 2017年7月
AEOLUS
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.4
3台&4台のチェンバロのための協奏曲集
・3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調 BWV.1063
・3台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1064
・4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV.1065
ヨハン・ゴットフリート・ミューテル:2台のクラヴィコードのための二重奏曲変ホ長調
アーポ・ハッキネン(Aapo Häkkinen,1976年~) はフィンランドのヘルシンキ出身のチェンバロ奏者、オルガニスト、クラヴコード奏者、指揮者。ヘルシンキ大聖堂の聖歌隊員として音楽教育を受け始め、13歳からシベリウス音楽院でハープシコードを習い始める。1995年から98年にはアムステルダムのスヴェーリンク音楽院でボブ・ファン・アスペレンとメンノ・ファン・デルフトに、1996年から2000年にはパリでピエール・アンタイにそれぞれ師事しており、グスタフ・レオンハルトの知己も得ている。またフィレンツェの鍵盤音楽の校訂を行っており、シベリウス音楽院や世界中のマスタークラスで教鞭を取っている。同時に、ヘルシンキ・バロック・オーケストラの音楽監督としても活躍している。最近では2017年11月にヘルシンキ・バロック・オーケストラと共に来日し、バッハのチェンバロ協奏曲第3番やランデンブルク協奏曲第5番などを演奏した。
ミクローシュ・シュパーニ(Miklós Spányi,1962年5月~)はハンガリー、ブダペスト生まれのオルガン、チェンバロ、ピアノ奏者。フランツ・リスト音楽院にてチェンバロとオルガンをフェレンツ・ゲルゲイ(Ferenc Gergely)とヤーノシュ・シェベスティエン(János Sebestyén)に師事。その後アントワープ王立音楽院(Royal Flemish Conservatory)にてJos van Immerseelに、ミュンヘン音楽大学にてHedwig Bilgram師事。1984年開催のフランスのナント国際チェンバロ・コンクール(international harpsichord competitions in Nantes)と1987年にパリで開催の国際チェンバロ・コンクールに優勝後、ヨーロッパ各地でのソロ演奏活動、また通奏低音(バロック時代の伴奏形態)奏者やリーダーとなりアンサンブル演奏活動を行っている。
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ(Helsinki Baroque Orchestra)は1997年フィンランドのヘルシンキに創設された古楽アンサンブル。2003年芸術監督に指揮者でチェンバリストのアーポ・ハッキネンが就任。2009年にリカルド・ミナシ(Riccardo Minasi)がアソシエイトディレクターに就任。2016年に日本での初公演を行った。
バックの演奏が古楽器使用のアンサンブルで、教会での収録だが、コントラバスと思われる低域弦楽器が豊かな残響の影響を受けているのか、少し籠りがちに聞こえる。しかし、他の楽器はあまりその影響を受けていない。トラック10-12では2台のクラヴィコードの2重奏だがチェンバロとは全く異なる音をしている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスな音がメイン。
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
SACDサラウンド・レビュー(881) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Schubert
Symphonies Nos.2 & 3
PTC5186759
René Jacobs/B’Rock Orchestra
録音 2019年7月(No.2)
2020年2月(No,3)
Pentatone
シューベルト:
・交響曲第2番 変ロ長調 D.125
・交響曲第3番 ニ長調 D.200
ルネ・ヤーコプス(René Jacobs, 1946年10月~ )は、ベルギー、ヘントの生まれのカウンターテナー歌手、指揮者。同地の大聖堂少年合唱団に所属して歌い始める。その後アルフレッド・デラーに学び、カウンターテナーとしてグスタフ・レオンハルトやニコラウス・アーノンクールのレコーディングに参加する。1970年代にコンチェルト・ヴォカーレを組織し、指揮者として活動を始める。モンテヴェルディの声楽曲で目覚しい成果を挙げて注目される。近年はハイドンやモーツァルトの交響曲をレコーディングしたり、コンチェルト・ケルンやベルリン古楽アカデミー、フライブルク・バロック管弦楽団とともにバロック・オペラやモーツァルトのオペラを取り上げている。近年ベルリン州立歌劇場にしばしば登場し、バロック・オペラの上演を行っている。バーゼル・スコラ・カントルムの教授も務めている。
ビーロック・オーケストラ(B’Rock Orchestra)はベルギー第3の都市ヘントに2005年創設された古楽器使用の管弦楽団。今までルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどと共演してきた。2019年9月に来日し、J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第5番などを演奏した。
特に左右方向の音響空間が広く、各楽器間の音のバランスは良く、分離も良い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスな音がメイン。録音場所はベルギー、ルセラーレ、デ・スピル・コンサートホール(No.2)、オーストリア、インスブルック、ザール・インスブルック(No,3)
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆☆
チャンネル 5ch