SACDサラウンド・レビュー(909) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Franck
Trois Pieces & Trois Chorals
BIS2349
Pétur Sakari (organ)
録音 2020年1月
BIS
フランク:オルガンのための3つの小品と3つのコラール
・オルガンのための3つの小品
・オルガンのための3つのコラール
ピェートゥル・サカリ(Pétur Sakari ,1992年~)はフィンランドのオルガニスト。3歳からチェロを習い、8歳の時、ペッカ・スイッカネンについてオルガンを学ぶ。2005年、13歳でリサイタル・デビュー。その後フィンランドでトーマス・(Tuomas Karjalainen)に師事。2010年からはフランスでオルガンをダニエル・ロス(Daniel Roth)に師事。シベリウス・音楽院ではチェロと民族音楽を学んだ。トゥルク(Turku Organ 2006 )、ラハティ(Lahti Organ 2009)、ポリ(Pori Organ 2010)とトゥルク大聖堂のオルガンフェスティヴァル(Turku Cathedral 2010)に参加、最優秀若手芸術家と最優秀若手オルガニストに選ばれた。
トラック1ではフランス、オルレアンにあるサン=クロワ大聖堂のパイプ・オルガンの超低音が腹に響く。マイクのセッティングはオルガンからかなり距離を取ったと思われる奥行き感のある収録。録音場所はロワレ県、オルレアン市、サン=クロワ大聖堂(Cathédrale Sainte-Croix, Orléans, France)
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch