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SACDサラウンド・レビュー(200) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Schubert Symphonies Nos. 2 & 4.jpg
Schubert
Symphonies Nos. 2 & 4
CD 7142
Jonathan Nott/Bamberger Symphoniker
録音2003年3月(Symphony No.2)
   2003年12月(Symphony No.4)
Tudor

F.シューベルト:
・交響曲第2番 変ロ長調 D. 125
・交響曲第4番 ハ短調 「悲劇的」 D. 417

ジョナサン・ノット(Jonathan Nott, 1963~ )は、イギリスのイングランド中部のウェスト・ミッドランズ州ソリフルの生まれ。当初ケンブリッジ大学で音楽学を専攻したのち、マンチェスター(ロイヤル・ノーザン音楽大学)で声楽とフルートを学び、後に指揮に転向し、ロンドンに学ぶ。フランクフルト歌劇場などでカペルマイスターを務めた。2000年バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など欧州の主要オーケストラに客演している。幅広いレパートリーを持ち、現代音楽にも強みを発揮する。 バンベルク交響楽団とは度々来日しており、2009年にはブラームス・チクルスを展開した。また、NHK交響楽団と度々共演している。2011年には東京交響楽団に客演した。
Jonathan Nott_3.jpg

バンベルク交響楽団(独: Bamberger Symphoniker- Bayerische Staatsphilharmonie)は、ドイツ・バイエルン州バンベルクに本拠を置くオーケストラである。 前身は、1940年にチェコスロバキア(当時はナチス・ドイツ支配下)のドイツ系住民によって創立されたプラハ・ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団(Deutschen Philharmonischen Orchesters Prag)である。同楽団は、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの推薦で、ヨーゼフ・カイルベルトを首席指揮者に迎えて活動していた。ドイツの敗戦後の1945年、チェコからドイツへ逃れた(ドイツ人追放)同楽団の楽団員が集結して本楽団を創立した。1946年3月16日、「バンベルク・トーンキュンストラー管弦楽団」として第1回演奏会を開いたが、同年6月1日、「バンベルク交響楽団」に改称した。 歴代の主な首席指揮者はヨーゼフ・カイルベルト、オイゲン・ヨッフム、ホルスト・シュタインなど。2000年からジョナサン・ノットを首席指揮者に迎えており、2012年11月には名誉指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットと共に来日し、公演をサントリーホールなどで行った 。
Bamberger Symphoniker_2.jpg

中低域弦の響きは豊かであるが、高域弦の高域の伸びはあまり無く、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。音像は左右に広いが、奥行き感はあまり感じられない。交響曲第4番の方が低域弦の響きが豊で音質的には良いと感じた。サラウンドスピーカーからの音には直接音がかなり入っている。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質               ☆☆☆
チャンネル            5ch

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