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SACDサラウンド・レビュー(995) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Overtures From Finland.jpg
Overtures From Finland
Rumon Gamba/Oulu Sinfonia
CHSA5336
録音 2022年5月,6月
Chandos

フィンランドの序曲集
ジャン・シベリウス:《カレリア》序曲 Op.10(1893)
ウーノ・クラミ:《荒野の靴職人》序曲(1936)
エルッキ・メラルティン:劇付随音楽《眠れる森の美女》(1904) より 祝典行進曲(序曲) Op.22-30
レーヴィ・マデトヤ:コメディ序曲 Op.53
アルマス・ヤルネフェルト:抒情的序曲(前奏曲)(1892)
エルンスト・ミエルク:劇的序曲 Op.6(1898)
セリム・パルムグレン:《シンデレラ組曲》 Op.21(1903) より 序曲
ロベルト・カヤヌス:交響的序曲(1926)
ヘイノ・カスキ:前奏曲 変ト長調 Op.7-1
アルマス・ヤルネフェルト:前奏曲(1900)

ラモン・ガンバ(Rumon Gamba,1972年11月~)はイギリスの指揮者。ダラム大学で音楽を学び、その後ロンドンの王立音楽院に進み、コリン・メッターズ、ジョージ・ハースト、サー・コリン・デイヴィスに指揮法を学んだ。1998年にBBCフィルハーモニックに入団し、その後副指揮者となった。2002年から2010年までアイスランド交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務めた。2008年10月にスウェーデン北部のノーランズ・オペラ次期首席指揮者兼音楽監督を歴任。2011年3月よりオールボー交響楽団の首席指揮者になった。2022年1月よりオウル交響楽団の首席指揮者を務めている。
Rumon Gamba_3.jpg


オウル交響楽団(Oulu Sinfonia)はフィンランド中部に位置する都市、オウルで1937年に設立され、1961年に市営のオーケストラになった。現在の名前がオウル交響楽団となったのは2005 年。レパートリーは、クラシックのシーズンコンサートをベースに、オペラ、映画コンサート、民族音楽やジャズのコンサート、さらには家族や子供向けのコンサートなど、多彩な内容で構成されている。首席指揮者は2013~2021年までヨハネス・グスタフソンが2022年1月にラモン・ガンバ(Rumon Gamba)が就任した。
Oulu Sinfonia_2.jpg


19世紀から20世紀にかけて活躍したフィンランドの7人の作曲家による序曲集。スポットマイクを多用したと思われるダイナミックレンジの大きな録音。高域弦の響きが幾分硬く感じられた。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はフィンランド、オウル、マデトヤ・コンサート・ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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