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SACDサラウンド・レビュー(1004) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Mozart
Overtures
BIS-2062
Michael Alexander Willens/Kölner Akademie
録音 2022年7月
BIS

モーツァルト:オペラ序曲集
・歌劇「アルバのアスカニオ」 K.111 - 序曲
・歌劇「クレタの王イドメネオ」 K.366 - 序曲
・歌劇「フィガロの結婚」 K.492 - 序曲
・歌劇「後宮からの誘拐」 K.384 - 序曲
・歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 K.588 - 序曲
・歌劇「劇場支配人」 K.486 - 序曲
・歌劇「ポントの王ミトリダーテ」 K.87 - 序曲
・歌劇「偽りの女庭師」 K.196 - 序曲
・歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K.527 - 序曲
・歌劇「ルーチョ・シッラ」 K.135 - 序曲
・歌劇「皇帝ティートの慈悲」 K.621 - 序曲
・歌劇「魔笛」 K.620 - 序曲

ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(Michael Alexander Willens)はアメリカの指揮者。ジュリアード音楽院にて指揮をジョン・ネルソン(ジュリアード音楽院)、レナード・バーンスタイン(タングルウッド)などに学ぶ。リンカーンセンターのグレート・パフォーマーズ・シリーズやドイツ、オーストリア、フランス、スペイン、イタリアなどの主要な音楽祭に出演。ケルン・アカデミーの音楽監督。
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ケルン・アカデミー(Kölner Akademie)は指揮者のミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズによって、1996年に創設されたドイツのケルンを拠点とするオーケストラ。レパートリーは17世紀から21世紀までの音楽で、それらの作品をその時代の演奏解釈のもとに時代に合った楽器(バロック、クラシックなど)を使い分ける。歴史的研究を追求し、作曲家の意図を引き出すことを心がけるその演奏は新鮮で自然に聴こえ、作品の本来の姿を生き生きと響かせる。 2013年5月にピアノ奏者のロナルド・ブラウティハム、音楽監督のヴィレンズと共に来日し、モーツアルトのピアノ協奏曲などを演奏した。
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高域弦は音の伸びが有り、濁りのないクリアーな音で、低域弦は重厚な響きを伴っている。音場は左右、奥行方向にも広い。全体的に歯切れのよい演奏で、コンサートホールのセンターで聴く音に近い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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