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スイス・アルプスの高山植物(6) [自然写真]

リンドウ科 青系色

ゲンティアナ・ベルナ リンドウ科 リンドウ属
標高600~2,900mの湿った牧草地、草地に群生する多年草。全高3~12cmで、分岐は無く直立する。根生葉はロゼットをつくり、披針形で、さきが尖り、上部の葉より大きい。花は茎頂に単性し長い筒を持ち、5枚の外側に広がる裂片と、それらの間には2にに分かれ直立する白い副片を付ける。ガクは中間がやや膨らみ、褐色を帯びることが多い。
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スイスアルプスの高山植物_ゲンティアナ・ベルナ_2.jpg

ゲンティアナ・アカウリス リンドウ科 リンドウ属
別名コチアナ。標高1,200~2,800mの湿った土地に生える多年草。全高5~10cmで、根生葉は倒卵型から長円形。花は暗青色のトランペット形で、短い柄の先に単生する。花冠の内側に縦に連なる黄緑色の斑点があり、ガクは花筒との間に白い連結皮膜を付け、花筒から大きく反る。
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スイスアルプスの高山植物_ゲンティアナ・アカウリス_2.jpg

スミレ科 青系色

ヴィオラ・カルカラタ スミレ科 スミレ属
標高1,600~2,800mの牧草地、ガレ場に群生する多年草。全高3~12cm。葉は長めの卵型または披針形で、すべて根性する。花は普通紫色だが、まれに黄色、白色も見られる。距は長く、花弁とほぼ同じ長さで上を向く。
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スイスアルプスの高山植物_ヴィオラ・カルカラタ_2.jpg


マツムシソウ科 青系色

スカビオサ・ルキダ マツムシソウ科 マツムシソウ属
標高1,500~2,700mの乾燥した牧草地、岩場、ガレキ地に生える多年草。全高10~30cmでふつうは分岐しない。上半分に葉がなく、羽状複葉で、末端裂片は大きい。茎頂に直径2~3.5cmの平坦で大きな頭花を単性する。花冠は青紫色か赤色で5枚に裂ける。
スイスアルプスの高山植物_スカビオサ・ルキダ_2.jpg
スイスアルプスの高山植物_スカビオサ・ルキダ.jpg
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