SACDサラウンド・レビュー(1003) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Telemann
Trio Sonatas & Quartets
AE-10366
Compagnia Transalpina
録音 2022年3月,4月
Aeolus
テレマン:トリオ・ソナタ&四重奏曲集
・フルート、オーボエとチェンバロのためのソナタ ホ短調 TWV42:e6
・オーボエ、リコーダーとチェンバロのためのソナタ ハ短調 TWV42:c2
・フルート、オーボエとチェンバロのためのソナタ ヘ長調 TWV42:F9
・協奏曲イ短調 TWV43:a3
・リコーダー、オーボエと通奏低音のためのトリオ ヘ長調TWV42:F15
・リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト長調 TWV43:G6
・オーボエ、リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ短調TWV42:c7
・リコーダー、オーボエとチェンバロのためのソナタ イ短調 TWV42:a6
コンパーニャ・トランサルピーナ(Compagnia Transalpina)はリコーダー奏者兼音楽監督のアンドレアス・ベーレン(Andreas Bohlen)をメインに、バロック・オーボエのアンドレアス・ヘルム(Andreas Helm)、バロック・ヴァイオリンのスザンネ・ショルツ(Susanne Scholz)、バロック・チェロのダニエル・ロジン(Daniel Rosin)、バロック・バスーンのトマシュ・ヴェソウォフスキ(Tomasz Wesołowski)、ハープシコードのミヒャエル・ヘル(Michael Hell)で構成される古楽器使用したアンサンブル。
アンドレアス・ベーレン(Andreas Bohlen,1983年~)はドイツ、ヴュルツブルク生まれのフランスのリコーダー奏者、ジャズ・サクソフォン奏者。バーゼル・スコラ・カントルムの教授も務める。音楽家の息子として生まれ、6歳からリコーダーを習い始めた。数年後にはアルト・サクソフォンを始める。2007年にアムステルダム音楽院を卒業後、バーゼルの音楽アカデミーでジャズ・サックスも専攻し、イタリアでキャリアを形成した。後年にはロンドンで多くのイタリアのバロック音楽家たちを指導した。現在は古楽、ジャズの両分野において即興演奏に力を入れている。
教会での古楽器を使った演奏で、フルート、オーボエとチェンバロのためのソナタではリコーダーが左、チェンバロがセンター、オーボエが右に定位しており、奥行き感は少ない。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音が占める。録音場所はスイス、Klosterkirche Beinwil
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2024-04-04 20:52
nice!(3)
コメント(0)
コメント 0