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SACDサラウンド・レビュー(996) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Joseph & Michael Haydn Overtures and Symphonies.jpg
Joseph & Michael Haydn
Overtures and Symphonies
MDG90122926
Enrico Onofri/Haydn Philharmonie
録音 2023年4月
MDG

J.ハイドン: 交響曲第96番「奇蹟」
M.ハイドン: 交響曲第39番

エンリコ・オノフリ (Enrico Onofri,1 967年4月~)はイタリアのヴァイオリニスト、指揮者。ミラン音楽院でヴァイオリンを学ぶ。クラシックヴァイオリンを学んだあと、バロックヴァイオリンに転向。1987年よりイタリアの古楽アンサンブル「イル・ジャルディーノ・アルモニコ 」の第1ソロコンサートマスターとして活躍。2000年から自身が結成した"Ensemble Imaginarium"の監督を務める。パルマのフィラルモニカ・トスカニーニの首席指揮者、オーストリア=ハンガリーのハイドン・フィルハーモニーの芸術的パートナー指揮者、ミュンヘン室内管弦楽団の副指揮者、オーヴェルニュ国立管弦楽団の副指揮者、リスボンのレアル・カマラ・バロック・オーケストラの首席指揮者。
Enrico Onofri_1.jpg


ハイドン・フィルハーモニー(Haydn Philharmonie)は1987年に指揮者のアダム・フィッシャーのもと、ウィーン・フィルとハンガリー国立フィルのメンバーによって設立された。鉄のカーテンが崩壊する前の当時、「オーストリア、ハンガリー両国の選りすぐりの音楽家を集め、ハイドンの作品をともに演奏することで音楽的に国境を克服しよう」というフィッシャーの考えのもと、一流の演奏家たちが集合した。2015/2016年シーズンから2021年まで、ニコラ・アルトシュテットが芸術監督を務め、オーケストラの名称も「ハイドン・フィルハーモニー」とだけ表記されるようになる。2023年以降はニコラ・アルトシュテットとエンリコ・オノフリをミュージック・パートナーに迎え、世界を舞台に活動している。本拠地はアイゼンシュタット、エスターハージー城内のハイドン・ザールに置かれている。最近では2023年6月に指揮者のエンリコ・オノフリと共に来日し、紀尾井ホールなどで演奏した。
Haydn Philharmonie_5.jpg


音場は左右に広く、コンサートホールの中程で聴く音に近い。各楽器の音像はそれぞれの位置によく定位している。高域弦の響きは硬い音にならず、柔らかさを感じる。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はオーストリア、オシアッハ、ケルンテン州立音楽院、アルバン・ベルク・ザール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          6ch(2+2+2方式)

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