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スイス・アルプスの高山植物(7) [自然写真]

黄色系色

ポテンティラ・アウレア バラ科 キジムシロ属
標高1,400~2,600mの草地、岩場に生える多年草。和名ミヤマキンバイの仲間。全高5~20cm、根生葉は掌状に5枚に裂ける。花は鮮やかな黄色の5弁で直径1.5~2.5cmで、先端は丸みを帯び、切込みがある。
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スイスアルプスの高山植物_ポテンティラ・アウレア_2.jpg

ポテンティラ・クランツイ バラ科 キジムシロ属
標高3,000mまでの草地、牧草地に生える多年草。全高は5~20cm。茎は横ばい状に広がる。花弁は幅広い倒卵形で、先端は丸みを帯び、時に基部に濃い斑点を付けることがある。
スイスアルプスの高山植物_ポテンティラ・クランツイ_1.jpg
スイスアルプスの高山植物_ポテンティラ・クランツイ_2.jpg

アルテミア・モリス バラ科 ハゴロモグサ属
全高20〜100cm。葉は幅8~22cmで、半径の5~25%の面積に切込みがあり、両面に密にビロードのような毛が生えている。葉柄と茎の毛は水平方向 に突き出ている。花茎は無毛で、萼は通常毛深く、まれに無毛で、多くの場合がく片や外側がく片よりも短い。別名レディースマントル、ハゴロモグサと言い、スイスでは葉をお茶に混ぜて利用したり、サラダにくわえている。観賞用園芸植物としても栽培されている。
スイスアルプスの高山植物_アルケミラ・モリス.jpg

アポセリス・フォエティダ キク科 アポセリス属
標高500~2,000mの草地、牧草地に生える多年草。全高10~20cm。毛がなく、葉のない、枝分かれのない単頭の茎を複数持つ。葉は根元がロゼット状で、長さは約1cmの羽状に切り取られ、3〜5角を持つ翼になる。苞は2列で、外側のものは非常に小さい。花は黄色で舌状。
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ラヌンクルス・アクリス キンポウゲ科 キンポウゲ属
標高700~2,400mのやや湿った牧草地や草地に生える多年草。ミヤマキンポウゲの仲間で、よく大群落を作る。全高30~100cm。葉は細く3~5つに深く裂けており、直立毛がある。茎は多岐に分れ、直立毛がある。花の色は黄色で、径2~3cm 大、花弁に光沢がある。根出葉は円形でロゼットに広がる。
スイスアルプスの高山植物_ラヌンクルス・アクリス_1.jpg
スイスアルプスの高山植物_ラヌンクルス・アクリス_2.jpg

エリシムム・ラエティクム アブラナ科 エゾスズシロ属
別名エリシムム・ヘルベチカムと言い、乾燥した標高2,400mまでの岩場の斜面、草地、ガレキ地に生える多年草。全高10~50cmで葉は線形から披針形で、わずかに鋸歯があり、両面に毛がある。花びらは平らに開き黄色で14~22mm。がく片は長さ7~10mm、内側の2枚は基部で袋状になっている。
スイスアルプスの高山植物_エリシムム・ラエティクム.jpg

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