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SACDサラウンド・レビュー(1006) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Mahler
Symphony No.8
BIS-2498
Minnesota Chorale
National Lutheran Choir
Minnesota Boychoir
Angelica Cantanti Youth Choir
Osmo Vänskä/Minnesota Orchestra
録音 2022年6月
BIS

マーラー:交響曲 第8番変ホ長調「千人の交響曲」


オスモ・ヴァンスカ(Osmo Vänskä,1953年2月~ )は、フィンランドの指揮者。元はクラリネット奏者であり、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で活動していたが、シベリウス音楽アカデミーでヨルマ・パヌラに師事して指揮を学んだ後、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、指揮者としての活動を本格的に開始した。1985年にラハティ交響楽団の首席客演指揮者に就任、さらに1988年に同楽団の音楽監督に就任し、2008年に退くまで、フィンランドの一地方オーケストラに過ぎなかった同楽団を世界的なオーケストラに育て上げた。同楽団とのシベリウスの交響曲や管弦楽曲の録音は、世界的に評価が高い。1993年から1996年までアイスランド交響楽団、1996年から2002年までBBCスコティッシュ交響楽団のそれぞれ首席指揮者を務めた。また、2003年より2013年までミネソタ管弦楽団の音楽監督を務め、同楽団とベートーヴェンの交響曲の全曲録音を行った。2012年の2月に来日し、シベリウスの交響曲第2番などを読響と共演した。
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ミネソタ管弦楽団(Minnesota Orchestra)は、ミネソタ州ミネアポリスを拠点とするアメリカ合衆国のオーケストラ。1903年にミネアポリス交響楽団(Minneapolis Symphony Orchestra)として設立され、同年11月5日に最初の演奏会を行なった。1968年にミネソタ管弦楽団に名称を変更した。主な歴代首席指揮者はユージン・オーマンディ、アンタル・ドラティ、大植英次(1995年~2002年)、オスモ・ヴァンスカ (2003年~2013年、2014年5月から再任~2021年/22年のシーズンで退任)現在はデンマークの指揮者トーマス・ソンダーガード(Thomas Søndergård)が音楽監督に就いている。
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コンサートホールでのスポットマイクを適度に配したセッション録音と思われる。トラック23の第2部「栄光の聖母」ではソロの歌手のテノールはフロントスピーカー右に、ソプラノはサラウンドスピーカー右に定位している。サラウンドスピーカーにはアンビエンスな音も含んでいるが、直接音もかなり入っている。録音場所はミネアポリス、オーケストラ・ホール。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5ch

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千代田区内散策 [その他]

3日のL.F.J2024の公演と公演の間の待ち時間を利用し、千代田区の有楽町から日比谷、永田町、平河町、紀尾井町へ散策に行って来ました。

日比谷交差点から帝国劇場方面を望む
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日比谷公園桜門
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皇居桜田門
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国土交通省
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時計塔
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日本水準原点
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背面から望む国会議事堂
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国会図書館
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参議院議員会館
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山王坂
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日枝神社
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日比谷高校旧門
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日比谷高校正門
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新坂
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メキシコ大使館の門は閉まっていた
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門の横にはいろいろなサボテンが植えられている
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旧華族女学校遺跡碑
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赤坂御門跡
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弁慶橋
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弁慶堀ボート乗り場
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東京ガーデンテラス紀尾井町
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清水谷公園の大久保利通の哀悼碑
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ホテルニューオータニ
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ラ・フォル・ジュルネTOKYO2024(2) [クラシック音楽鑑賞]

5日の最終日公演に行ってきました。
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■公演番号312(ホールA)
モーツァルト:オペラ《ドン・ジョヴァンニ》序曲
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

ピアノ 小林愛実
指揮 横山奏
演奏 群馬交響楽団

小林 愛実(Aimi Kobayashi,1995年9月~)
山口県宇部市出身。3歳からピアノを始め、7歳でオーケストラと共演。8歳より二宮裕子に師事。2007年、桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室「仙川教室」に特待生として入室。2021年10月「第18回ショパン国際ピアノコンクール」 第4位入賞。ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ、ポスカ指揮チューリヒ・トーンハレ管など多数のオーケストラと共演。2018年ワーナークラシックスとインターナショナル契約。最新CDは、「ショパン:前奏曲集 他」。2022年3月、第31回出光音楽賞受賞。
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横山 奏(Kanade Yokoyama, 1984年~)
札幌生まれ。高校生の時に吹奏楽部に入部して打楽器を担当。北海道教育大学札幌校で声楽を学ぶが、一念発起し指揮者を目指す。桐朋学園にて学び、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程を修了。ダグラス・ボストック、尾高忠明、高関健、中村隆夫、黒岩英臣の各氏に指揮法を師事。2018年、指揮者の登竜門と言われる「第18回東京国際音楽コンクール」にて第2位&聴衆賞を受賞。

ショパン国際コンクールで共に戦った反田恭平と結婚し女児を設け、子育て中の小林愛実だが、以前よりさらに感情のこもった演奏ができていると思う。特にピアニッシモのタッチのやわらかな響きが印象に残った。アンコール曲はショパン:ノクターン20番「遺作」

■公演番号313(ホールA)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュナミ」
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364

ピアノ アンヌ・ケフェレック
ヴァイオリン オリヴィエ・シャルリエ
ヴィオラ 川本嘉子
指揮 中田延亮
演奏 東京21世紀管弦楽団

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地上広場でのキオスクステージ
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ホールE キオスクステージ
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公演と次の公演の間の時間に一昨日に引き続きガラス棟4Fでのイベント。大阪・日本橋にあるオーディオショップ「逸品館」によるオーディオシステム聴き比べを体験してきました。ESOTERICプレーヤー&アンプ、TANNOYスピーカーStirling ⅢLZの組み合わせ、TADプレーヤー&アンプ&スピーカーの組み合わせなどです。演奏会での生の音を聞いた後なので数100万するどのシステムでも見劣りしてました。
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丸ビル1Fマルキューブでの東京芸大学生によるエリアコンサート
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ラ・フォル・ジュルネTOKYO2024(1) [クラシック音楽鑑賞]

2005年から始まった東京で開催されるラ・フォル・ジュルネは2021年と2022年はコロナ禍で中止されましたが今年で18回目を迎えました。今年のテーマは「ORIGINES」です。
5月3日の初日公演に行ってきました。
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■公演番号113(ホールA)
ワーグナー:ジークフリート牧歌
メンデルス・ゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
ヴァイオリン 辻彩奈
指揮 クリスチャン・アルミンク
演奏 兵庫芸術文化センター管弦楽団

辻彩奈(Ayana Tsuji,1997年~)
2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位。モントリオール響、スイス・ロマンド管、トゥールーズ・キャピトル管、N響、都響、大阪フィルなど国内外の主要オーケストラと共演。第28回出光音楽賞、第24回ホテルオークラ音楽賞を受賞。NPO法人イエローエンジェルより貸与のJoannes Baptista Guadagnini 1748を使用。
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クリスチャン・アルミンク(Christian Arming, 1971年3月~)
ウィーンに生まれ、ウィーン国立音楽大学にてカール・エスターライヒャーとレオポルト・ハーガーに指揮を学ぶ。94年に本格的に指揮活動を開始、ベルリン・ドイツ交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ウィーン交響楽団、ウィーン放送交響楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、シンシナティ交響楽団などに次々と客演する。1997年、1999年にはザルツブルク音楽祭にも出演する。

兵庫芸術文化センター管弦楽団は2005年9月設立。阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとしてオープンした兵庫県立芸術文化センターの専属楽団。芸術監督は佐渡裕。世界中でオーディションを行い、多国籍の若手奏者により編成されアカデミーの要素も持つ。同センターを拠点に多彩な活動を展開。2006年関西元気文化圏賞ニューパワー賞、2011年神戸新聞平和賞、2017年ミュージック・ペンクラブ賞受賞。

■公演番号115(ホールA)
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
ピアノ 亀井聖矢
指揮 齋藤友香理
演奏 神奈川フィルハモニー管弦楽団

亀井聖矢(Masaya Kamei, 2001年12月~)
ロン=ティボー国際コンクールにて第1位を受賞。併せて「聴衆賞」「評論家賞」の2つの特別賞を受賞。日本音楽コンクール第1位、ピティナ特級グランプリ、マリア・カナルス国際コンクール第3位など、国内外での受賞を重ねている。これまでにN響、読響、東響、東京フィル、日本フィルなど、国内の主要オーケストラと共演を果たす。
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齋藤友香理(Yukari Saito,1983年5月~)
桐朋学園大学卒業。小澤征爾から指揮研修生に選ばれてSKF松本での《ヘンゼルとグレーテル》でデビュー。2013年からドレスデンで学び、欧州ではリール国立菅やウィーン・トーンキュンストラー管を指揮。バイエルン州立歌劇場《パルジファル》でペトレンコのアシスタントも務めた。読売日響、東響、大阪フィルなどを指揮。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団(Kanagawa Philharmonic Orchestra)
横浜を中心とした定期演奏会、県内各地を回る巡回公演などの主催公演を開催。音楽教育にも積極的で、広い世代に音楽の魅力を伝え、特別支援学校への出張演奏も行っている。2020年には創団50周年を迎えた。指揮者陣は、音楽監督に沼尻竜典、名誉指揮者に現田茂夫、特別客演指揮者に小泉和裕を擁している。

ガラス棟4Fで開催されていたオーディオコンサート
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オーディオ評論家の山之内正氏解説によるCD音源聴き比べ
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地上広場のキッチンカー
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丸ビル1Fマルキューブでのエリアコンサート
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