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SACDサラウンド・レビュー(329) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Vivaldi Il Cimento dell’Armonia e dell’Invenzione Vol. 2.jpg
Vivaldi
Il Cimento dell’Armonia e dell’Invenzione Vol. 2
47565-8
Stefano Montanari
Ottavio Dantone/Accademia Bizantina
録音1999年9月
Arts Music

A.ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8(第2集)
・ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 8 No. 7, RV 242
・ヴァイオリン協奏曲 ト短調 Op. 8 No. 8, RV 332
・オーボエ協奏曲 ニ短調 Op. 8 No. 9, RV 454
・ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 「狩り」 Op. 8 No. 10 RV 362
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 8 No. 11, RV 210
・オーボエ協奏曲 ハ長調 Op. 8 No. 12, RV 449

ステファノ・モンタナリ(Stefano Montanari)イタリアのヴァイオリン奏者。ヴァイオリンとピアノをラヴェンナのヴェルディ国立音楽院で学んだ。古楽器アンサンブル、アカデミア・ビザンチナのコンサートマスター。
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オッターヴィオ・ダントーネ(Ottavio Dantone)は指揮者、チェンバロ奏者、フォルテピアノ奏者。ミラノ・ジュゼッペ ・ヴェルディ音楽院でチェンバロとオルガンを学んだ。1996年よりアカデミア・ビザンチナの音楽監督。近年では、チェンバロのソリストとしての活動に加え、1999年に歌劇の指揮者としてデヴューし、ミラノ・スカラ座、マドリッド王立劇場、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院、ラヴェンナ・フェスティヴァル、シエナのアカデミア・キジアーナ、ボローニャ・フェスティヴァル、ロイヤル・コンセルトヘボー、サルツブルグのモーツァルテウム、パリ・シャンゼリゼ劇場、イスタンブール国際古楽音楽祭など、世界中の重要なホールや音楽祭にも招かれている。
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アカデミア・ビザンチナ(Accademia Bizantina)は、”弦楽四重奏の大型版”を目指して、1983年に創設された。音楽に対し、それぞれの奏者が対等の愛情と意欲を注ぎ、グループとしての満足度を高められることがこの弦楽アンサンブルが求める姿である。”室内楽”のアプローチで作られるこのアンサンブルは、参加しているメンバーにより自主的に運営されている。1996年より、オッタヴィオ・ダントーネとステファノ・モンタナリの2人が力を合わせて全体的な調和をはかり、それぞれが指揮者、コンサートマスターとしての役割を担い、音楽的な方向を決め、人間としてまた音楽的な高い質をともに追求している。オリジナル楽器のフィロロジーとプラクシスの研究、楽譜を忠実な再現などをとおして典雅を極めるイタリア室内楽の伝統を守っている。
Accademia Bizantina_3.jpg


ソロのヴァイオリン、高域弦とも硬質気味の音だが、とてもクリアーな響きをしており、中低域弦も豊かな響きをしている。録音レベルは大きめであり、サラウンドスピーカーには直接音が入っている。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質                ☆☆☆☆
チャンネル            5.1ch

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