SACDサラウンド・レビュー(511) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Mozart
Serenades
CKD 287
Alexander Janiczek/Scottish Chamber Orchestra
録音 2006年6月
Linn Records
モーツァルト:
・行進曲 ニ長調 K. 189 (ヴァイオリンと管弦楽編)
・セレナード第3番 ニ長調 K. 185
・ロンド ハ長調 K. 373
・ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K. 261
・ロンド 変ロ長調 K. 269
・ディヴェルティメント 変ホ長調 K. 113
アレクサンダー・ヤニチェク(Alexander Janiczek)はポーランドとチェコの血を引く音楽一家に生まれのオーストリアのヴァイオリンニスト、指揮者。オーストリアのザルツブルグにあるモーツァルテームにてHelmut Zehetmair教授にヴァイオリンを学んだ。ハンガリー人の名ヴァイオリニストであったシャーンドル・ヴェーグが芸術監督をしていたカメラータ・ザルツブルクでコンサート・マスターを務めていた。現在ヨーロッパ室内管管弦楽団、カメラータ・ザルツブルクのゲスト・ディ レクターとしても活躍している。
スコットランド室内管弦楽団(Scottish Chamber Orchestra)は、イギリス・スコットランドのエディンバラを本拠地とする室内オーケストラである。 1974年に設立。エディンバラのクィーンズホールを拠点としてスコットランド地方で活動しており、エディンバラ国際音楽祭でも活躍している。 主要な首席指揮者として、ユッカ=ペッカ・サラステ、アイヴィー・ボルトン、ヨゼフ・スヴェンセン(現名誉指揮者)らが務め、桂冠指揮者チャールズ・マッケラス(2010年7月亡)も頻繁に客演していた。2007年よりオラリ・エルツ(Olari Elts)が首席客演指揮者に就任し、2009年からは首席指揮者にロビン・ティチアーティ(Robin Ticciati)が就任している。
高域弦の伸びは有るが、中低域弦の響きの豊かさが少しもの足りない。トラック9のロンドではヤニチェクの奏でるカデンツァの音がなかなか良い。サラウンドスピーカーからの音には直接音がかなり入っている。録音場所はエジンバラのGreyfriars Kirk
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5.1ch
2015-03-20 18:59
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