SACDサラウンド・レビュー(513) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Roman
The 12 Flute Sonatas, Nos 1-5
BIS-2105 SACD
Dan Laurin(recorder)
Paradiso Musicale
録音 2013年10月,12月
BIS
フルートと通奏低音のためのソナタ集
ユーハン・ヘルミヒ・ルーマン:
・ソナタ第1番 ト長調BeRI 201
・ソナタ第2番 ニ長調BeRI 202
・ソナタ第3番 ハ短調BeRI 203
・ソナタ第4番 ト長調BeRI 204
・ソナタ第5番 ホ短調BeRI 205
ユーハン・ヘルミヒ・ルーマン(Johan Helmich Roman,1694年10月~1758年11月) ストックホルム生まれの作曲家で、宮廷楽長を務め、北欧では「スウェーデン音楽の父」や「スウェーデンのヘンデル」とも呼ばれ、18世紀スウェーデンの音楽界における重鎮であった。ロンドンに留学したルーマンはヘンデルにイタリア・バロック音楽の様式について薫陶を受けた記録も残されている。
ダン・ラウリン(Dan Laurin,1960年~)はスウェーデン生まれのリコーダ奏者。オーデンセ音楽院、コペンハーゲン音楽院で学んだ。Drottningholm Baroque Ensemble、バッハ・コレギアム・ジャパンやベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などの世界中の演奏団と共演している。ストックホルム王立音楽大学(Stockholm’s Royal University College of Music)のリコーダ教授。2011年にスェーデン王立音楽アカデミーより"Interpretation Prize" を受賞。
パラディソ・ムジカーレ(Paradiso Musicale)はリコーダ奏者のダン・ラウリンが創設したバロックアンサンブル。リコーダ、チェロ(マッツ・オロフソン)、チェンバロ(アンナ・パラディーゾ)、バロック・ギター(ユーナス・ヌードベリ)
リコーダ-のバックを受け持つ通奏低音だが、チェンバロが大きめの音量で、チェロ、バロック・ギターが控えめな音量でミキシングされている。ソナタ第1番、第5番の通奏低音はチェンバロ、チェロ、バロック・ギター。ソナタ第2番、第3番の通奏低音はチェンバロのみ、ソナタ第4番はチェンバロとチェロ。
録音場所はストックホルムに近いストックスンドの聖ペテロ教会
サラウンド・パフォーマンス ☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2015-03-30 20:20
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