SACDサラウンド・レビュー(515) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Heinrich Scheidemann
Organ works
906 1746-6
Leo van Doeselaar(organ)
録音 2011年10月
MDG
オルガン作品集
ハスラー:モテット「言葉は肉となりて」
シャイデマン:
・ハスラーのモテット「言葉は肉となりて」によるIntavolierung
・ファンタジア ニ短調
・キリエ
・ダウランドの「涙のパヴァーヌ」
・ガイヤルドと変奏
・われを憐れみたまえ、おお主なる神よ
・おお神よ、我らは汝の恵みに感謝する
・プレアンブルム ニ調
・トッカータ ト長調
・Jesu, du wollst uns weisen
・天にましますわれらの父よ
・神はわがやぐら
・Registervorfuhrung
ハインリヒ・シャイデマン(Heinrich Scheidemann, 1595年頃~1663年)は、ドイツのオルガニスト、作曲家。17世紀半ばの北ドイツで最も有名なオルガンの作曲家であり、ディートリヒ・ブクステフーデやJ・S・バッハの重要な先駆者である。特にオルガン・コラールとプレアンブルムは、彼の作品の中でも重要で、コラールからの素材を基礎として対位法的なテクスチュアの織なす絡み合いは、忘れがたい魅力を持っている。
レオ・ファン・ドゥセラール(Leo van Doeselaar,1954年~)オランダ、グーズ(Goes)生まれのオルガニスト。オランダ、アムステルダムのスウェーリンク音楽院で学び、1979年に優秀賞を獲得している。またロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のオルガン・ソリストだった。ベルリン芸術大学で教えている。
リニューアルされた1643年製ハーベルベール・オルガンのペダル音の重低音は腹に響くほどのスケール。トラック10のトッカータは短い曲だが速いテンポの曲で、気に入った。
録音場所はオランダ、ライデン、聖ピーテルス教会(Pieterskerk church )
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5.1ch(2+2+2方式)
2015-04-07 20:54
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