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SACDサラウンド・レビュー(631) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Beethoven Violin Sonatas.jpg
Beethoven
Violin Sonatas
471 641-2
Anne-Sophie Mutter (violin)
Lambert Orkis (piano)
録音 1998年8月
Deutsche Grammophon

ベートーヴェン:
・ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
・ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」

アンネ=ゾフィ・ムター(Anne-Sophie Mutter, 1963年6月~ )はドイツのラインフェルデン出身のヴァイオリニスト。元夫はアンドレ・プレヴィン。5歳のとき、初めピアノの手ほどきを受けたが、間もなくヴァイオリンに変更する。ヘンリク・シェリングに師事。1976年のルツェルン音楽祭のデビュー演奏会を聴いたカラヤンに招かれ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演、国際的に天才少女の名をほしいままにする最初のきっかけとなる。1977年には、ダニエル・バレンボイム指揮のイギリス室内管弦楽団と共演して、ザルツブルク音楽祭にもデビューした。15歳でカラヤン指揮のベルリン・フィルと共演で、モーツァルトの協奏曲を録音。1980年にはズービン・メータ指揮のニューヨーク・フィルハーモニックと共演して、アメリカ・デビューを飾る。1988年に北米大陸縦断コンサートを行った際、カーネギー・ホールにデビューした。最近は若い音楽家を支持する目的でアンネ=ゾフィ・ムター財団(本部・ミュンヘン)を設立、才能ある世界の弦楽器楽者たちに奨学金を支給するなど、精力的に活動している。使用ヴァイオリンはストラディバリウスの「ロード・ドゥン・ラーヴェン」
Anne-Sophie Mutter_3.jpg


ランバート・オルキス(Lambert Orkis,1946年~)はアメリカ合衆国 ペンシルベニア州 フィラデルフィア生まれのピアニスト。ワシントン・ナショナル響の首席鍵盤奏者。同響の首席奏者によって結成されたケネディセンター・チェンバー・プレイヤーズの設立メンバー、スミソニアン博物館キャッスル三重奏団の設立メンバー及びフォルテピアニスト。故ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチと11年にわたり共演。1988年よりアンネ=ゾフィ・ムターのリサイタルでピアニストを務めている。現在、テンプル大学エスター・ボイヤー音楽カレッジ教授。
Lambert Orkis_1.jpg


Vnはセンターやや左寄り、Pfの音量はVn・ソナタとしては、やや大きめで、右寄りに定位している。センタースピーカーからの音は、Vnがほぼ占有するようにミキシングされている。また、サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音が占める。録音はドイツ、ヴィースバーデン、クアハウス、フリードリヒ・フォン・ティアシュ・ザールでのライヴ

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5.1ch

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