SACDサラウンド・レビュー(658) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Mozart
Opera Arias & Overtures
CKD 460
Elizabeth Watts (soprano)
Christian Baldini/Scottish Chamber Orchestra
録音 2013年6月
Linn Records
モーツァルト:オペラ・アリア集/序曲集
・歌劇「フィガロの結婚」 K. 492 (抜粋)
・歌劇「イドメネオ」 K. 366 (抜粋)
・歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 K. 527 (抜粋)
・歌劇「皇帝ティートの慈悲」 K. 621 (抜粋)
・歌劇「偽りの女庭師」 K. 196 (抜粋)
・歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 K. 588 (抜粋)
エリザベス・ワッツ(Elizabeth Watts,1979年~)はイギリスのソプラノ歌手。シェフィールド大学で考古学を学び、首席で卒業。2002 年よりロンドンの王立音楽院にてリリアン・ワトソン(Lillian Watson)に師事。2006年にキャスリーン・フェリアー賞受賞を始め、様々な賞を受賞。2014年にはプロムスのラスト・ナイトにも出演するなど、イギリスを中心に活躍の場を広げている。
クリスティアン・バルディーニ( Christian Baldini,1978年~)はアルゼンチン出身の指揮者、作曲家。2003年以来アメリカに在住している。作曲家としてはミュンヘン放送管弦楽団(Munich Radio Orchestra), メンフィス交響楽団(Memphis Symphony Orchestra), ロンドンのサウスバンク・シンフォニア(Southbank Sinfonia), フランスのロレーヌ国立管弦楽団(Orchestre National de Lorraine), ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル(New York New Music Ensemble), フライブルクのChronophonie Ensemble などの多数のオーケストラから委嘱がある。
スコットランド室内管弦楽団(Scottish Chamber Orchestra)は、イギリス・スコットランドのエディンバラを本拠地とする室内オーケストラである。 1974年に設立。エディンバラのクィーンズホールを拠点としてスコットランド地方で活動しており、エディンバラ国際音楽祭でも活躍している。 主要な首席指揮者として、ユッカ=ペッカ・サラステ、アイヴィー・ボルトン、ヨゼフ・スヴェンセン(現名誉指揮者)らが務め、桂冠指揮者チャールズ・マッケラス(2010年7月亡)も頻繁に客演していた。2007年よりオラリ・エルツ(Olari Elts)が首席客演指揮者に就任し、2009年からは首席指揮者にロビン・ティチアーティ(Robin Ticciati)が就任している。
高域弦の音の伸びは良く、中低域弦の響きも豊かである。ワッツの歌声はあまり前に出ることもなく、バックのオケとのバランスも良い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はエディンバラ、アッシャー・ホール
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5.1ch
2016-03-14 18:07
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