SACDサラウンド・レビュー(666) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Schubert
String Quintet
CCSSA36215
Amsterdam Sinfonietta soloists
録音 2013年12月
Channel Classics
シューベルト:
弦楽五重奏曲ハ長調 D.956, Op.posth.163
カンディダ・トンプソン(Candida Thompson,1967年10月~) イギリスのグラスゴー出身の女性ヴァイオリニスト、指揮者。ロンドンのギルドホール音楽演劇学校(Guildhall School of Music and Drama)にてデーヴィド・タケノ(David Takeno)に師事し、ヴァイオリンのソリストのディプロマを獲得。引き続きカナダのバンフ芸術センター(Banff Centre for the Arts)にて学んだ。ベルグラード国際青年音楽コンクール(Jeunesses Musicales in Belgrade)を含め数々のコンクールで優勝。その後、ヨーロッパ、アメリカはじめ多くの国々でソロ活動を実施。ピアニストのPaolo Giacometti 、チェリストのXenia Jancovic とHamlet Piano Trioを結成。1995年よりアムステルダム・シンフォニエッタのコンサート・ミストレスに、2003年からは芸術監督に就任。
山上 薫(Kaori Yamagami,1982年~)は神奈川県逗子市生まれの女性チェリスト。3歳でチェロを始め、13歳のときカーティス音楽院に全額給与の奨学生として入学。これまで、パリ管弦楽団、モントリオール交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団などに出演し、ユーリ・バシュメット、ギドン・クレーメル、パメラ・フランク、マリオ・ブルネロなどと共演。2010年よりアムステルダム・シンフォニエッタの首席チェロ奏者を務める。使用楽器は日本在住の篤志家より貸与された1682年製ジョヴァンニ・グランチーノ。
リック・ストーティン(Rick Stotijn)はオランダのコントラバス奏者。8歳のときから最初の音楽教育を受けた。アムステルダム音楽院にて父親のPeter Stotijnから指導を受け、優秀な成績で卒業。その後フライブルク音楽大学にてBozo Paradzikに師事。Princess Christina Competitionで優勝。才能ある若手音楽家に贈られる2013 the Netherlands Music Prizeを受賞。アムステルダム・シンフォニエッタとスウェーデン放送管で首席奏者を務める。またロイヤル・コンセルトヘボウ管、マーラー室内管、ベルリン放送響、ロンドン響には客演首席奏者として招かれるなど、コントラバス界のトップ・プレーヤーの1人として大活躍中。
オランダのアムステルダムを本拠地とする弦楽オーケストラ、アムステルダム・シンフォニエッタの首席奏者による1stVn,2ndVn,Va,Vc,Cbによる弦楽五重奏。
Vnは硬質な音にならず、クリアーな響きをしており、Cbは低域の豊かな響きを伴っている。音像は左から順に1stVn,2ndVn,Va,Vc,Cbとしっかりと定位している。録音場所はオランダ、ライデン、Stavanger Concert Hall
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2016-04-03 22:05
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