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SACDサラウンド・レビュー(795) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Schubert Aus der Ferne.jpg
Schubert
Aus der Ferne
PTC5186673
Signum Quartett
録音 2017年4月
PentaTone Classics

フランツ・シューベルト:
・遥かよりの歌 D.107 (X. ファン・ダイクによる弦楽四重奏版)
・ロマン劇「ロザムンデ」のためのロマンツェ Op.26 D.797(サンディ・ファン・デュークによる弦楽四重奏編)
・弦楽四重奏曲第8番 変ロ長調 Op.168 D.112
・笑いと涙 Op.59-4 D.777 (サンディ・ファン・デュークによる弦楽四重奏編)
・シラーの「ギリシアの神々」の一節 D.677 (サンディ・ファン・デュークによる弦楽四重奏編)
・さすらい人の夜の歌「山々に憩いあり」 Op.96-3 D.768 (サンディ・ファン・デュークによる弦楽四重奏編)
・弦楽四重奏曲第13番 イ短調「ロザムンデ」 Op.29 D.804
・君こそわが憩い Op.59-3 D.776 (サンディ・ファン・デュークによる弦楽四重奏編)



シグヌム四重奏団(Signum Quartett)はドイツのケルンを拠点とし活動している、1994年結成の弦楽四重奏団。今までロンドンのウイグモア・ホール、パリのシテ・デ・ラ・ミュジーク、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリンのフィルハーモニーなどの有名なホールでの演奏会に出演。2009年にはロンドンのウイグモア・ホールで行われるロンドン国際弦楽四重奏コンクール(London International String Quartet Competition)第3位、ハンブルク国際室内楽コンクール(International Chamber Music Competition)第3位、2011年~2013年にはBBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト(BBC New Generation Artists)に選出され、2014年には国際クラシック音楽賞(International Classical Music Awards)などを受賞している。
Signum Quartett_1.jpg


弦楽四重奏曲第8番、第13番以外はシューベルトの歌曲をヴィオラ担当のサンディ・ファン・デューク(Xandi van Dijk)により弦楽四重奏用に編曲されたもの。

各楽器の音のバランスは良いが、横への広がり感があまり無く、1st Vnが少しセンターよりに聴こえる。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音だが、低めに抑えてある。録音場所はドイツ、ヴッパータール、エマニュエル教会

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆
チャンネル          5ch

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