SACDサラウンド・レビュー(42) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Mozart
Violin Concertos No3,4
Julia Fischer (violin)
Yakov Kreizberg/ Netherlands Chamber Orchestra
PTC 5186 064
録音2005年4月
PentaTone Classics
W.A.モーツァルト:
・ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
・ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
・ヴァイオリンと管弦楽のための《アダージョ》ホ長調K.261
・ヴァイオリンと管弦楽のための《ロンド》変ロ長調K.269
ユリア・フィッシャーはヴァイオリン協奏曲第1, 2, 5番(PTC5186094)でも自作のカデンツァを随所に盛り込んだが、このアルバムではユリア・フィッシャー自身による自作のカデンツァを随所に盛り込んでいる。
・ヴァイオリン協奏曲第3番-第1楽章(ユリア・フィッシャー)/第2楽章(ヤコブ・クライツベルク)/第3楽章 (サム・フランコ、ユリア・フィッシャー)
・ヴァイオリン協奏曲第4番-第1楽章&第2楽章(ユリア・フィッシャー)/第3楽章(ヨーゼフ・ヨアヒム)
・ヴァイオリンと管弦楽のための《アダージョ》(ユリア・フィッシャー)
・ヴァイオリンと管弦楽のための《ロンド》(ユリア・フィッシャー)
フィッシャーの22歳の時の録音だがヴァイオリンの音色は美しく、技巧的にも才能があふれた、深みと風格を感じさせてくれる演奏である。
ソロヴァイオリンは前に出過ぎず、高域の音の伸びも良く、適度の残響感の中に低音も良く鳴っている。
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2012-01-04 22:52
nice!(6)
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