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SACDのDSDマスタリングについて [オーディオ]

DSDマスタリングとは,アナログ・マスターテープから直接DSD 方式に変換されたものや,ハイ・ビットでハイ・サンプリングのデジタル・マスターテープをDSD変換したものがある。

44.1kHz/16bitのCD からのDSD 変換は,64倍オーバーサンプリングを行い,その後ノイズシェイパー(ΔΣ変換器)によって1bit化することで行える。

DSDリマスタリングされたCDの音質は80年代にリリースされているCDより格段に音は良くなっている。

アナログ・マスターテープからのデジタル変換を、最新のデジタル機器を用いてやりなおすことをデジタル・リマスター(デジタル・リマスタリング)と言い、最近多くのSACDハイブリッド盤をオリジナル・マスターからDSDリマスタリングして発売しているESOTERICレーベルがある。

モノラル録音のPCMレコーディングであるが,英国のTESTAMENTというレーベルが2007年に発売した1955年録音のカイルベルト指揮ワーグナー楽劇「ニーベルングの指輪」のリマスター盤が有名である。

DSDマスタリング工程の流れ.png
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