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聴覚細胞の老化について [オーディオ]

数年前から聴力の衰えを感じています。
一つは小さな音が聞こえにくくなったと感じており、例えば会社での朝礼時、人の喋る声が聞き取りにくいと感じたり、騒音のある中でテレビの音声が聞き取れにくなったりします。また、夜、庭で鳴くオケラの声が、窓を閉めていると、私の娘には聞こえているのに、私には聞こえないのです。
もうひとつは、軽度ですが、2種類の耳鳴りにも悩ませられています。一方は高周波のサイン波のような”キーン”で、常に鳴っているように感じ、もう片方は周りが静かになったとき感じる低音の耳鳴りで、”ゴー”、というものです。

ネットなどを調べると、通常人間は50歳を越えると聴力が急激に低下し始め、60歳以上になると会話の面でも不便になり始めるとなっています。私も60歳を越えてからこの症状が出始めたので人並みなのかな、と思っています。

加齢による聴力の変化.png


ちなみに毎年行っている人間ドックでの聴力検査、ヘッドホンから発せられる音を聞いてどのくらい小さな音が聞こえるか(純音聴力検査)、ヘッドホンから発せられる何通りかの周波数(音の高さ)の音が大きさを変えて行う検査(気導聴力検査)ではいずれも引っかかっていません。

これらの症状が私の趣味のオーディオの「より良い音を適正な音量で聞きたい」という願望に対して、少しずつ影響を及ぼしているようです。

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般若坊

貴重な記事をありがとうございます。表をじっくり見させてもらいました。
確かに大勢の中での声の判別や、音楽の聞きわけにオヤッと思うことがあります。
都合の悪い事の聞こえぬふり等は、ずっと若い時からですが・・・ ^^
最近は高周波音(バイオリン等)が、金属的な音に感じられて落胆しております。スピーカー音はキンキンしますが、音楽用ヘッドホンではいいんですよ。
by 般若坊 (2012-03-04 15:43) 

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