SACDサラウンド・レビュー(359) [サラウンド・サウンド・レビュー]
Grieg
Holberg Suite, Music for Strings
BIS-SACD-1491
Ole Kristian Ruud/Bergen Philharmonic Orchestra
録音2004年6月
BIS
グリーグ:弦楽のための作品集
・組曲「ホルベアの時代より」 Op.40
・2つの悲しい旋律 Op.34
・2つのメロディ Op.53
・2つのノルウェーの旋律 Op.63
・2つの抒情小品 Op.68
オーレ・クリスティアン・ルード(Ole Kristian Ruud,1959年10月~)はノルウェー北部のリレストロム生まれの指揮者。ノルウェー国立音楽大学(Norwegian Academy of Music)にてRichard Kjelstrupにクラリネットを師事、その後シベリウス音楽院(Sibelius Academy)にて指揮法を学んだ。1987年~1995年までトロンハイム交響楽団(Trondheim Symphony Orchestra)、1996年~1999年までノールショピング交響楽団(Norrköping Symphony Orchestra)首席指揮者、2000年~2002年までスタヴァンゲル交響楽団(Stavanger Symphony Orchestra)の芸術監督兼首席指揮者を歴任。1999年よりノルウェー国立音楽大学にて指揮法を教えている。2005年にはBISレーベルでベルゲン・フィル ハーモニー管弦楽団とのグリーグの管弦楽作品の全録音を完成した。
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団(Bergen Filharmoniske Orkester)は、ノルウェーの都市ベルゲンに本拠を置くオーケストラである。1765年に音楽協会「ハーモニエン」(Musikselskabet Harmonien)として設立。1983年に現在名になる。歴代の指揮者として、エドヴァルト・グリーグ、カルステン・アンデルセン、アルド・チェッカート、ドミトリー・キタエンコ、シモーネ・ヤングらが務めた。2003年から現在までアンドルー・リットンが首席指揮者兼芸術顧問を務めている。
グリーグ・ホールの豊かな残響のもと、音像は大きく広がっており、サラウンド感はとても良い。高域弦の音の伸び、中低域弦の響きも豊かである。サラウンド・スピーカーからの音はアンビエンスがメイン。
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2014-03-13 21:02
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