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SACDサラウンド・レビュー(492) [サラウンド・サウンド・レビュー]

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Khachaturian,Prokofiev
Piano Concertos
PTC 5186 510
Nareh Arghamanyan (piano)
Alain Altinoglu/Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin
録音 2013年10月
PentaTone Classics

ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調

ナレ・アルガマニヤン(Nareh Arghamanyan, 1989年~)はアルメニア、ヴァナゾル出身。5歳からピアノを始め、14歳の若さでウィーン国立音楽大学への入学を実現させた。2000年のジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール(ジュニア部門)第2位、2008年にモントリオール国際音楽コンクール優勝。リストやラフマニノフをメイン・レパートリーとしている。2015年2月に来日し、京都市交響楽団とグリーグのピアノ協奏曲を共演予定。
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アラン・アルティノグル(Alain Altinoglu,1975年10月~) はフランス生まれの指揮者。パリ国立高等音楽院で学び、そこで10年間、合唱アンサンブルのクラスを指揮した。次第にコンサート指揮者としても知られるようになり、パリの複数のオーケストラのほか、ベルリンのシュターツカペレ、及びコンツェルトハウス管弦楽団を指揮。第2回室内オーケストラ演奏会が、ドレスデン・シュターツカペレでのデビューとなる。30代半ばにして、メトロポリタン歌劇場、シカゴ・リリックオペラ、ブエノスアイレスのテアトロ・コロン、ウィーン、ミュンヘン、ベルリンの国立歌劇場、さらに4つのパリの歌劇場を指揮し、オペラの分野で堂々たる成功を収めてきた。また、ザルツブルク音楽祭、オランジュ音楽祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭にもすでに招待されている。
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ベルリン放送交響楽団(Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin)は、ドイツの首都ベルリンに本拠を置くオーケストラである。略称はRSB。主にベルリン・フィルハーモニーおよびベルリン・コンツェルトハウスで演奏会を行っている。1923年10月のドイツ公共放送の放送開始と共に設立され、第二次世界大戦後は東ベルリン側に属し、DDRラジオ放送局(Rundfunk der DDR)のオーケストラとなった。ヒンデミット、プロコフィエフ、R・シュトラウス、ストラヴィンスキーらの作曲家たちが、指揮者、またはソリストとして、自作をこのオーケストラと共に演奏してきた。2002年にマレク・ヤノフスキが首席指揮者に就任し、ドイツ・シンフォニーのレパートリーを中心に披露している。最近では2011年10月にヤノフスキと共に来日し、ブラームスの交響曲などを演奏した。
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ワンポイントマイク中心の録音で、バックの高域弦の音の伸びはあまり無いが、コンサートホールの中ほどで聴く音に近い。一方、スポットマイクでとらえたソロのピアノの響きはとても良い。音像は左右、奥行き方向にも広い。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメインだが、ピアノの直接音も拾っている。録音場所はベルリン、ベルリン=ブランデンブルク放送、放送局ビル(Haus des Rundfunks, RBB)でのセッション

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆☆
音質                ☆☆☆☆
チャンネル            5ch

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