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SACDサラウンド・レビュー(540) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Szymanowski Violin Concerto No. 1.jpg
Szymanowski
Violin Concerto No. 1
CCS SA 36715
Rosanne Philippens(violin)
Xian Zhang/Nationaal Jeugdorkest
録音 2014年8月 DSD Recording
Channel Classics

シマノフスキ:
・ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35
・ロクサーナの歌 歌劇 「ロジェ王」 Op.46より(ヴァイオリンとピアノ版)
・「神話」 Op.30
・夜想曲とタランテラ Op.28
ストラヴィンスキー:
・ロシアの歌
・「火の鳥」より 「子守歌」「スケルツォ」(ヴァイオリンとピアノ版)

ロザンヌ・フィリッペンス(Rosanne Philippens,1986年10月~)はオランダのヴァイオリニスト。ハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位、また2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールでも第1位に輝いた。使用楽器はElise Mathilde Foundationから借与されている、かつてジャニーヌ・ヤンセンが使用していた1727年製ストラディバリウス“Barrere”。
Rosanne Philippens_1.jpg


シエン・チャン(Xian Zhang,1973年~)中国系アメリカ人の女性指揮者。幼少のころから母親からピアノの教えを受ける。北京中央音楽院にて16歳から指揮法を習う。19歳で「フィガロの結婚」を中国国立歌劇場管弦楽団(China National Opera Orchestra)で振る。1998年アメリカに渡り、シンシナティ大学音楽院で学ぶ。Maazel/Vilar Conductors' Competitionで1位を獲得。2002年から2004年までニューヨーク・フィルの副首席指揮者。
Xian Zhang_1.jpg


オランダ・ナショナル・ユース・オーケストラ (Nationaal Jeugdorkest, The Nationaal Jeugd Orkest (NJO))オランダ国立の30歳以下の若手演奏家で構成されるユース・オーケストラ。別に14歳から18歳で構成されるJeugd Orkest Nederland (JON)がある。
Nationaal Jeugdorkest_1.jpg


ヴァイオリン・コンチェルトは1ポイントマイクをメインとした録音と思われ、音像は左右、奥行き方向にも広がっている。ソロのヴァイオリンはあまり前に出ることもなく、バックのオーケストラとのバランスは良い。サラウンドスピーカには直接音も入っている。

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質                ☆☆☆☆
チャンネル            5ch

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シバタ

何時も参考にさせていただいています。中々サラウンドの録音評はあてにならないのが多い中、信頼できる評価として重宝しています。
ところで今まで聴かれてきた中の演奏も含めたオススメベスト10なんて教えて頂けませんか?
by シバタ (2015-06-14 14:46) 

たーちゃん

シバタ さま

いつも本ブログを見ていただいてありがとうございます。
クラシックのSACDのサラウンド感、音質を中心に4ch以上で音質が良いとされるレーベルを中心にレビユーしております。
いわゆる有名なオケや演奏家はメジャーなレーベルでリリースされている物が多く、SACDでは2chのものがほとんどで、演奏は私のレビューから除外されています。
by たーちゃん (2015-06-14 15:53) 

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