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SACDサラウンド・レビュー(675) [サラウンド・サウンド・レビュー]

Georg Muffat Florilegium Primum 1695 .jpg
Georg Muffat
Florilegium Primum 1695
CC72678 SACD
Ensemble Salzburg Barock
録音 2015年4月
Challenge Classics

G.ムファット:管弦楽組曲集「音楽の花束」第1巻
・Fasciculus 1: Eusebia
・Fasciculus 2: Sperantis gaubia
・Fasciculus 3: Gratitudo
・Fasciculus 4: Impatientia
・Fasciculus 5: Sollicitudo
・Fasciculus 6: Blanditiae
・Fasciculus 7: Constantia

ゲオルク・ムッファト(Georg Muffat, 1653年6月~1704年2月)はバロック音楽の作曲家。サヴォイア公国、現在スキー観光地として有名なフランスのムジェーヴ (Megève )に生まれる。1663年から1669年までジャン=バティスト・リュリに師事し、アルザス・ロレーヌ地方でオルガニストに就任。その後ウィーンに滞在するが、公職に就くことができず、1677年にプラハを訪れ、それからザルツブルクに行き、約10年にわたってザルツブルク大司教の宮廷に仕える。1680年ごろにイタリアを訪ねてベルナルド・パスクィーニにオルガンを師事する傍ら、アルカンジェロ・コレッリに会い、その作品に非常に好感を覚えるようになる。1690年から没するまでパッサウ司教の宮廷楽長を務め、同地で他界した。作品は室内楽曲集(音楽の捧げもの)、オルガン曲集(オルガン音楽の練習)、管弦楽組曲集(音楽の花束)、12の合奏協奏曲など。

アンサンブル・ザルツブルク・バロック(Ensemble Salzburg Barock)は、1stVn、2ndVn、Va×2、Violone、Cembの 6名から構成される古楽器アンサンブル。17世紀のバロック音楽を中心に、様々な古楽シーンで活躍するほか、マリンバとのコラボレーションなど、興味深いプロジェクトも手掛けている。
Ensemble Salzburg Barock_1.jpg


左寄りに1stVn、2ndVn、センターに2挺のVc、センター奥にCemb、右にVioloneが定位している。Violoneはヴィオラ・ダ・ガンバと同属の最低音域楽器でコントラバスの先祖と言われる。サラウンドスピーカーからの音はほぼ直接音が占める。録音場所はドイツ、ミュンヘン音楽学校ホール

サラウンド・パフォーマンス  ☆☆☆
音質             ☆☆☆☆
チャンネル          5.1ch

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